PIONEER DJから、スクラッチ・パフォーマンスにも適したプロフェッショナル向け2ch DJミキサー、DJM-S11（オープン・プライス）が2020年10月下旬に発売される。PIONEER DJ Rekordbox DVSやSERATO Serato DJ Pro/Serato DVSに対応。コンピューター・ベースのDJプレイに最適化した機能を数多く搭載している。
本体上部には、曲名、BPM、波形などの再生状況や必要な情報を手元で確認できる、高フレーム・レートの4.3インチ・タッチ・ディスプレイを装備。最大４つの楽曲／サンプルを同時に扱うことができるDECK 3/4コントロール機能を用意し、追加デッキをタッチ・ディスプレイに表示することでさまざまな操作が可能だ。また、タッチ・ディスプレイ上でエフェクトを操作できるTOUCH FXや、４つのバンクにエフェクトの種類やパラメーターを保存できるFX SETTING、画面内のボタンに好みのDJソフトウェア機能をアサインできるTOUCH MIDI機能などを備えている。
そのほか、フェーダーやパッドの操作をトリガーにエコーを自動的にかけられるSMOOTH ECHO機能を搭載。エフェクトには、前身モデルのDJM-S9に搭載されていた15種類のBEAT FXに加え、FADER PITCHやHELIXなど７種類のエフェクトが新たに追加されている。
パッドには操作性が向上した横26mm × 縦22mmの大型パッドを採用。Serato DJ Proを使用する場合は、新機能のSCRATCH BANKやCOMBO PADモードが利用可能となる。クロス・フェーダーは、前身モデルDJM-S9のMAGVEL FADER PROに改良を加え剛性をアップさせている。さらに、DSPでは64ビット・ミキシング／ディザー処理。マスター出力部に32ビットDAコンバーターを採用しており、原音を忠実に再現する高音質を実現している。
また、現在もバトルDJの間で愛用者が多いDJM-909のデザインを継承した特別モデル、DJM-S11-SE（オープン・プライス）も同時に発売される。
製品情報
PIONEER DJ DJM-S11
オープン・プライス
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