API 500モジュール版のマイクプリ、312が発売

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 APIの創立者サウル・ウォーカー氏が初めて設計したマイクプリ312が、API 500モジュールとして発売された(105,000円+税)。基盤はAPIの50周年を記念して作られた312 50th Anniversaryモデルがベースとなっている。なお、7月31日までは”スタートダッシュキャンペーン”価格の95,000円+税が適用される。

 

 当時のサウンドを再現すべく、オリジナルでも用いられた入力トランスAP2516を搭載。出力部にもトランスを設ける。さらに同社製品でおなじみのオペアンプ2520も装備する。

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312の内部。2基のトランスと1基のオペアンプが確認できる

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312のベースとなった312 50th Anniversaryモデルの内部

 最上部にはUVメーター(0VU=+4dBu)がスタンバイ。34~69dBのゲイン・ノブ下部には、PAD(−20dB)、POL(位相反転)のほか、出力トランス・タップ(約−10dBの出力レベルとなる)のボタンを配する。48Vファンタム電源も供給可能だ。

 

製品情報

www.mixwave.co.jp

 

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www.snrec.jp