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サンレコ読者が本気で惚れた制作ツール2021〜ソフトウェア編

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 特集「本気で惚れた制作ツール」に併せて実施した読者アンケート、多数の回答をいただきありがとうございました。ここでは寄せられた回答の中から、ソフトウェアに関する回答を抜粋してお届けいたします。

ハードウェア編はこちらから:

DAWソフト

PRESONUS Studio One Professional

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 動作が軽くて財布に優しい。(Yaoki Hirai 様)

 最近マスタリング用のプロジェクトを中心にバージョン5.5がリリースされたStudio One。愛用者は増えていますね!

BITWIG Bitwig Studio 4

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 Grid機能を使いたかったためです。自分独自のモジュラー・シンセ・サウンドを作り出せて、DAWの今後の更なる可能性にものすごい広がりを感じています。(DiegoTakore 様)

 モジュラー・シンセとの連携が魅力の一つと言えるBitwig Studio。偶発性を狙った機能も増えていて、パフォーマンス用としても人気が出てきました。

ABLETON Live 11

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 9から10へのアップデートは延ばせるだけ延ばしたけど、いざ変えてみたら「アップデートでこんだけ世界変わるんなら早くやれば良かった」と悔やんだ気持ちを思い出して、今回は速攻で決めました。Max for Liveのエフェクトの「Envelope」と「LFO」だけで1年間遊べました。信号のルーティングの自由度は他のどの有料プラグインをも上回る次元のものです。(fmggeee 様)

 ABLETON Liveのユーザーは、皆さんPackや付属プラグインの優秀さを熱っぽく語ってくれます。Liveのアップデートは頻繁ではありませんが、そのたびに内容が充実している印象があるので、早めのアップデートで新しい機能を使うのがよいのかも……。

ソフト音源

REVEAL SOUND Spire

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 さまざまなDJ/プロデューサーが使っているのを知っていたが、たまたま半額セールになっていたのを見て即決で購入した。音もプリセットも申し分なく、作りたいジャンルにピタリとハマっていた。鋭く突き抜けるサウンドが非常に気持ち良い。(霧野蒼太 様)

 いまやモダン・ソフト・シンセを代表する一つと言えますね。欲しい音は買うのが早い時代です。

DREAMTONICS Synthesizer V Saki AI

 歌声が好き。DREAMTONICSの開発力(Kanruさんが天才)と、メジャー・アップデート級のアップデートが無償(今のところ)。(endryu 様)

 “Vocaloid以外”のバーチャル・シンガーも増えてきた昨今。自然さもどんどん増しています。楽器のソフト音源が進化していったような道をたどるのでしょうか?

U-HE Diva

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 とにかく深い。赤と緑を混ぜると黄色。もっと赤く、ちょこっと黄緑。とにかくなんでもできる。もう毎日触ってます。ホントは昔から持ってたんだけど、今年、開眼しました。(Hanatadd 様)

 “昔から持ってたんだけど、今年、開眼”! 素晴らしいです。たくさんプラグインを買うとなかなか手が伸びないものもありますが、行き詰まったときこそ普段使わないものを使ってみるのも大切かと思います。

プラグイン・エフェクト

SOFTUBE Chandler Limited Curve Bender

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 評判を聞いて購入したら、音のまとまりが良くて使いやすく印象が良かったので、メインとして使ってます。(Aoi 様)

 EMIに認められたCHANDLER LIMITEDとモデリングに定評あるSOFTUBEのタッグによるマスタリングEQですね。高橋健太郎さんの連載「音楽と録音の歴史ものがたり」でも、ちょうどEMIのシグネチャー機材&ソフトの話題が出てきました。

IZOTOPE Ozone 9

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 僕よりも優れているから。(炙 様)

 AIプラグインを激賞する、これ以上の言葉があるでしょうか?……。迷っているくらいならAIやプリセットに任せて、自分は音楽的な作業に注力するのも良いアイディアだと思います。

IZOTOPE RX

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 グランド・ピアノで弾いた自分の自作曲の演奏を録音して、音楽配信サービスで、配信する際に雑音に困っており、購入しました。ピアノ演奏時の大き過ぎる打鍵音や、椅子に座って体の重心を傾ける音など、聴いていて雑音と感じる音を取り除いてくれます。(Komachiheon 様)

 RXやバンドル製品のRX Post Production Suiteは、ポストプロダクション用途での推薦もありましたが、音楽録音でのご意見を紹介。ノイズよりもテイクを選べるのが、こうしたツールのメリットですね。

WAVES Oneknob Filter

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 帯域のオートメーションで必ずというほど使っています。これを購入してから使っていない曲は無いほどです!(田舎の右上の蜘蛛の巣 様)

 WAVESプラグインの特集でも、OneKnobシリーズはクリエイターに人気でした。効果と操作がシンプルなのが良いですね!

SONNOX Claro

 分かりやすく、直感的に操作できる。(ちゅん太郎 様)

 レビューでNagieさんが絶賛されていました。ラウドネスに基づくオート・ゲインで、音量にごまかされないEQ処理が行えるのがユニークですね。

SONARWORKS SoundID Reference

 ブラック・フライデーで安くなっていていつか買うものだからと思い買った。とにかく強力な音場補正だと思う、ソフトを起動し表示された通りのことを進めれば20分ほどで終わる。結果が見れて自分の今の部屋の状況がよく分かる、今はこれなしでは音楽を再生できないくらいマスト・アイテムになってる。(Yama 様)

 “いつか買うものだから”は購入動機としては非常に正しいと思います。早く買った分だけ、長く使えるわけですから。モニター補正ツールを使うと、これまで迷っていたことが瞬時に判断できるようになることも多いですよね。

DOLBY Dolby Atmos Renderer

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 SEやシンセを多用した曲をミックスする機会があり、3次元的な音楽にしたら面白いんじゃないかと思い購入した。“対面で音楽を聴く”から“自分を中心に音楽を奏でる”になり、聴き手が主人公になれて、より音楽に没頭できる。自分も自宅ではAPPLE AirPods Proを使って空間オーディオに対応した楽曲を聴いているが、楽しすぎて自然と身体が踊ってしまう(笑)。とにかく聴いていて楽しい。再生環境が無いとその力を発揮できないのが今後の課題だが、AirPods Proでも擬似体験できるので今後、もっとDolby Atmosの曲が増えていくと思う。自分も今後、もっとDolby Atomsミックスをしたい。(ベギ 様)

 サンレコではイマーシブ関連の記事をたくさん掲載していますが、まずはご自分で試してみるのが面白いと思います。今まで音を置きたくても置けなかった位置に定位できるのが、空間オーディオのメリットだと思います。

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