GeG(変態紳士クラブ)のプライベート・スタジオ|Private Studio 2023

GeG(変態紳士クラブ)のプライベート・スタジオ|Private Studio 2023

大阪を拠点に活動する3人組ジャンルレス・ユニット変態紳士クラブのプロデューサー、GeG。彼のスタジオは、4階建てのビルをまるごと増改築して造られたという物件の1階部分と3階部分にあたる。そこには制作時の手間を省くための工夫や、海外でのスタジオ体験を元にした“GeGらしさ”が詰まった空間が広がっていた。

好きなシンセをいつでも演奏/録音できる環境

 「1階は主にレコーディングとミックス作業を担うG.B.'s Studio、3階はGeG個人の制作やミックス、バンド・セッションを行うGLABとして機能しています」と語るGeG。以前は東京にもスタジオを造ったことがあるという彼に、今回大阪にスタジオを設けた理由を伺った。

「実は変態紳士クラブがメジャー・デビューしたとき、一度東京にスタジオを造ろうとはしました。ただ、完成前に大雨が降って浸水したのでそのスタジオを手放したんです。東京には縁がなかったのだと思って大阪に帰ったのですが、やっぱりスタジオが欲しいなとあきらめきれず……そこで今度は大阪で物件を探したところこのビルを見つけ、全フロア改装したんです。地元が大阪なので落ち着くし、リモート作業も増えたので、今では東京に居なくてもすべての作業をこのスタジオで完結できるんです」

3階にあるGLABのメイン・デスク。メイン・マシンはAPPLE Mac Studioで、DAWはIMAGE-LINE FL Studio、AVID Pro Tools、STEINBERG Cubaseをインストールしている。デスク上にある右手のラックには、アンプ・シミュレーターのFRACTAL AU DIO SYSTEMS Axe-FX IIIを格納。デスクのスライド・テーブルに置かれているキーボードは、NATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol A61だ

3階にあるGLABのメイン・デスク。メイン・マシンはAPPLE Mac Studioで、DAWはIMAGE-LINE FL Studio、AVID Pro Tools、STEINBERG Cubaseをインストールしている。デスク上にある右手のラックには、アンプ・シミュレーターのFRACTAL AU DIO SYSTEMS Axe-FX IIIを格納。デスクのスライド・テーブルに置かれているキーボードは、NATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol A61だ

オーディオ・インターフェースのRME MADIFace XT。GLABにある全楽器の信号は、MIDIインターフェースICONNECTIVITY MioXLやRME M-32 AD Pro、またはRME Fireface UFX+へ入り、最終的にMADIFace XTへ集約される。専用ソフトのRME TotalMix FXで、これらのルーティングを自由にコントロールしているという

オーディオ・インターフェースのRME MADIFace XT。GLABにある全楽器の信号は、MIDIインターフェースICONNECTIVITY MioXLやRME M-32 AD Pro、またはRME Fireface UFX+へ入り、最終的にMADIFace XTへ集約される。専用ソフトのRME TotalMix FXで、これらのルーティングを自由にコントロールしているという(*)

GLABのサブデスクには、2台のオーディオ・インターフェースを用意する。上からAMS NEVE 88M、ROLAND Octa-Capture。外部のビート・メイカーなどが来たときなどに用いるそうだ

GLABのサブデスクには、2台のオーディオ・インターフェースを用意する。上からAMS NEVE 88M、ROLAND Octa-Capture。外部のビート・メイカーなどが来たときなどに用いるそうだ

 GeGのこだわりが色濃く反映されているというGLABは、約30畳の広さ。20台以上のシンセ群をはじめ、ギター、ベース、電子ドラムが一つの円を描くように並べられている。すべての信号は、MIDIインターフェースICONNECTIVITY MioXLやADコンバーターのRME M-32 AD Pro、またはRME Fireface UFX+を通り、メイン・デスク上にあるオーディオ・インターフェースRME MADIFace XTへ集約されている。これらは使用目的に合わせてRME TotalMix FXで自由にルーティングしているそうだ。

 「大切なシンセたちに加えて、ギター、ベース、それに電子ドラムまですべてパラで録音できる環境にしています。また、シンセと電子ドラムはオーディオとMIDIの両方を送れるようになっているんです。最近、G.B.'s BANDというバンドをプロデュースしていて、ここで彼らとセッションしたり、ライブ・アレンジをしたりもしています」

ギター、ベース、シンセ、電子ドラムといった楽器が円を描くように配置されているGLAB。外部のビート・メイカーやクリエイターとのセッションを想定して、部屋の中央にはサブデスクも配置する

ギター、ベース、シンセ、電子ドラムといった楽器が円を描くように配置されているGLAB。外部のビート・メイカーやクリエイターとのセッションを想定して、部屋の中央にはサブデスクも配置する

FURMANのパワー・コンディショナーの下には、MIDIインターフェースのICONNECTIVITY MioXLとADコンバーターのRME M-32 AD Proがラックに格納されている

FURMANのパワー・コンディショナーの下には、MIDIインターフェースのICONNECTIVITY MioXLとADコンバーターのRME M-32 AD Proがラックに格納されている

 GLABにあるAPPLE Mac Studioには、3種類のDAWをインストールしているという。

 「IMAGE-LINE FL StudioはメインのDAW。あと、最近はAVID Pro Toolsを使っていて、外部のプロデューサーやエンジニアとセッション・データをそのままやりとりできるので便利なんです。3つめのDAWはSTEINBERG Cubase。オーディオ・クオンタイズ機能がどのDAWよりも優秀なので、これだけのために使用しています。ミュージシャンから送られてきたオーディオ・ファイルをそのまま流し込み、クオンタイズ設定を適用するだけという使い方です」

 アナログ・シンセサイザーのMOOG One 16Voice。GeGは「ポリフォニックだし、超リッチな音がしますね!」と話す

 アナログ・シンセサイザーのMOOG One 16Voice。GeGは「ポリフォニックだし、超リッチな音がしますね!」と話す

ライブ時のメイン・キーボードだという ROLAND Jupiter-80。「専用ボタンで瞬時に、しかもスムーズに任意のサウンドへアクセスできるのが便利です」とGeGは語る

ライブ時のメイン・キーボードだというROLAND Jupiter-80(写真中央)。「専用ボタンで瞬時に、しかもスムーズに任意のサウンドへアクセスできるのが便利です」とGeGは語る

スタンドの上段にはアナログ・シンセのOBERHEIM OB-X8がスタンバイ。OB-X、OB-SX、OB-XA、OB-8 のファクトリー・サウンドをフルで収録する。同下段にはOBERHEIM OB-XAをセット

スタンドの上段にはアナログ・シンセのOBERHEIM OB-X8がスタンバイ。OB-X、OB-SX、OB-XA、OB-8 のファクトリー・サウンドをフルで収録する。同下段にはOBERHEIM OB-XAをセット

ACCESS Virus TI2 Desktopは、きらびやかなノコギリ波サウンドが鳴らせるそう

ACCESS Virus TI2 Desktopは、きらびやかなノコギリ波サウンドが鳴らせるそう

リズム・マシンのOBERHEIM DX。「最近1980〜1990年代の音を出したくて、そんなときにめっちゃ使ってます」とGeG

リズム・マシンのOBERHEIM DX。「最近1980〜1990年代の音を出したくて、そんなときにめっちゃ使ってます」とGeG

上からオーディオ・インターフェースのRME Fireface UFX+、真空管を内蔵したDIのAKIMA&NEOS Multi Tube Direct Injector Dual

上からオーディオ・インターフェースのRME Fireface UFX+、真空管を内蔵したDIのAKIMA&NEOS Multi Tube Direct Injector Dual

主にライブで使用するというSEQUENTIAL Take 5

主にライブで使用するというSEQUENTIAL Take 5

MOOG Minimoog Voyager Electric Blue Edition。ステレオのシンセ・ベースが鳴らせるので重宝しているそうだ

MOOG Minimoog Voyager Electric Blue Edition。ステレオのシンセ・ベースが鳴らせるので重宝しているそうだ

GeGが「野太いベースが鳴ります」と話すのは、SEQUENTIAL Pro 3

GeGが「野太いベースが鳴ります」と話すのは、SEQUENTIAL Pro 3

CASIO CZ-3000

CASIO CZ-3000(写真中央)

16ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセのSEQUENTIAL Prophet Rev2。GeGは「シンセ・パッドが最高ですね」と絶賛する

16ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセのSEQUENTIAL Prophet Rev2(写真中央)。GeGは「シンセ・パッドが最高ですね」と絶賛する

「いろいろ持っている中でも、一番音作りがしやすいシンセ」と語るROLAND Juno-60

「いろいろ持っている中でも、一番音作りがしやすいシンセ」と語るROLAND Juno-60

MOOG Minimoog Model Dのリイシュー版。「これは持っとかなあかんです!」とGeG

MOOG Minimoog Model Dのリイシュー版。「これは持っとかなあかんです!」とGeG

アナログ・シンセのMOOG Sub 37

アナログ・シンセのMOOG Sub 37

CASIO CZ-5000。「CZ-3000よりちょっとだけ音がいいような気がする」そうだ

CASIO CZ-5000(写真中央)。「CZ-3000よりちょっとだけ音がいいような気がする」そうだ

GeGが人生で初めて購入したアナログ・シンセ、KORG Polysix

GeGが人生で初めて購入したアナログ・シンセ、KORG Polysix

「これから触っていきたい」と語るのは、8ボイス・ハイブリッド・シンセのWALDORF Quantum

「これから触っていきたい」と語るのは、8ボイス・ハイブリッド・シンセのWALDORF Quantum(写真下段)

昔からよく使っているという、コンボ・オルガンのKORG CX-3

昔からよく使っているという、コンボ・オルガンのKORG CX-3

モノフォニック・アナログ・シンセのMOOG Little Phatty Stage II

モノフォニック・アナログ・シンセのMOOG Little Phatty Stage II

デジタル・ポリフォニック・シーケンサーのOBERHEIM DSX

デジタル・ポリフォニック・シーケンサーのOBERHEIM DSX

「オケヒの音がめっちゃ好き」と語るのは、ワークステーション・シンセのROLAND Fantom-X7

「オケヒの音がめっちゃ好き」と語るのは、ワークステーション・シンセのROLAND Fantom-X7

KORG Minilogue XDのモジュール・タイプ=KORG Minilogue XD Module。「コスト・パフォーマンスに優れています。いい音がするのでリード・シンセやベースに使いますね」とGeG

KORG Minilogue XDのモジュール・タイプ=KORG Minilogue XD Module。「コスト・パフォーマンスに優れています。いい音がするのでリード・シンセやベースに使いますね」とGeG

エフェクト・ペダル群。MOOG MF-104M Analog Delay、MF-102 Ring Modulator、T.C. ELECTRONIC ND-1 Nova Delay、NR- 1 Nova Reverb、June-60などの姿が確認できる。GeGは「アナログ・シンセには空間系エフェクトが必要」と語る

エフェクト・ペダル群。MOOG MF-104M Analog Delay、MF-102 Ring Modulator、T.C. ELECTRONIC ND-1 Nova Delay、NR- 1 Nova Reverb、June-60などの姿が確認できる。GeGは「アナログ・シンセには空間系エフェクトが必要」と語る

RHODES MKI Suitcase SeventyThree

RHODES MKI Suitcase SeventyThree(写真中央)

ビル全体が揺れるくらいの爆音で作業する

 GLAB内でもう一つ目に飛び込んできたのは、メイン・デスク両サイドに鎮座する3ウェイ・モニターNEUMANN KH 420 G+サブウーファーのNEUMANN KH 870 Gだ。

 「取り寄せできる全ブランドのスピーカーをここで聴き比べ、その中で勝ち抜いたのがこのスピーカーたち。初めて鳴らしたときに“バランスがめちゃくちゃいい”と感じたんです。ニアフィールド用のモニター・スピーカーも置いていますが、基本的にはKH 420 GとKH 870 Gでしかモニターしません。ビル全体が揺れるくらいの爆音で制作するのが、テンション上がって最高なんです(笑)」

メイン・モニターとなるのは、3ウェイ・タイプのNEUMANN KH 420 G(写真上)と、サブウーファーのNEUMANN KH 870 Gだ 

メイン・モニターとなるのは、3ウェイ・タイプのNEUMANN KH 420 G(写真上)と、サブウーファーのNEUMANN KH 870 Gだ(同下)

ニアフィールド・モニターにはATC SCM20A Pro MK2をセットする

ニアフィールド・モニターにはATC SCM20A Pro MK2をセットする

 以前訪れたアメリカとジャマイカのスタジオ体験に強く影響を受けたと話すGeG。そこで最も衝撃を受けたのがスピーカーだったと続ける。

 「とにかく、どのスタジオも音がデカい! 特にアメリカで感じたのは、日本と比べて低域の聴こえ方が速いということ。それを日本でも再現したくて日々試行錯誤しています。最近は峰電さんなどに協力してもらい、理想の音に近づいていますね。ATCはアメリカのスタジオでよく見かけていたので、憧れのスピーカーの一つだったんです」

 1階のG.B.'s Studioでは、ラージ・モニターとしてATC SCM100A Proを、サブウーファーにはATC SCM 0.1/12Proを設置する。

 「もちろんいろいろ試した中での選択というのもありますが、完全に憧れで導入したところが大きいです。ただ、SCM100A ProとSCM 0.1/12Proを同時に鳴らしたときのサウンドは、ほかのスタジオでは味わえない唯一無二の素晴らしさがあるので、ぜひ聴きにきてほしいですね! ビルの1階から最上階まで揺らせるパワーがあります(笑)」

 G.B.'s Studioのコンソールには、32chモデルのSOLID STATE LOGIC Originを用意している。

 「DAWを中心としたワークフローの中で、アナログ・サミングとして簡単に使えるのが最高です。アナログとデジタルにおける制作環境のいいとこ取りができます」

 変態紳士クラブの活動初期から、GeGは“海外にも通用する音”を掲げてきたが、今回のスタジオができたことでさらに一歩近づいたのではないだろうか。

 「今年は制作環境が整ったので、来年は勝負の一年にしたいと思います。新しいアルバムを現在制作中なので、みんな期待してくださいね!」

1階にあるG.B.'s Studioのコントロール・ルーム。広さは20畳ほど。SOLID STATE LOGIC Originコンソールのほか、ラージ・モニターにはATC SCM100ASL Pro、サブウーファーにはATC SCM 0.1/12Pro、ニア・フィールド・モニターにはFOCAL Solo6 Beを備える。マシンはAPPLE Mac ProでAVID Pro Toolsをインストールしている 

1階にあるG.B.'s Studioのコントロール・ルーム。広さは20畳ほど。SOLID STATE LOGIC Originコンソールのほか、ラージ・モニターにはATC SCM100ASL Pro、サブウーファーにはATC SCM 0.1/12Pro、ニア・フィールド・モニターにはFOCAL Solo6 Beを備える。マシンはAPPLE Mac ProでAVID Pro Toolsをインストールしている 

Originコンソール左手にあるアウトボード群。上からEQのPULTEC EQP-1A、マイクプリのAVALON DESIGN VT-737SP、AMS NEVE 1073DPA、SUMMIT AUDIO TPA-200B、コンプの 176×2台、UREI 1176LN

Originコンソール左手にあるアウトボード群。上からEQのPULTEC EQP-1A、マイクプリのAVALON DESIGN VT-737SP、AMS NEVE 1073DPA、SUMMIT AUDIO TPA-200B、コンプのRETRO 176×2台、UREI 1176LN

オーディオI/OはAVID Pro Tools|MTRXを使用

オーディオI/OはAVID Pro Tools|MTRXを使用

コンプのDBX 162SLとDBX 160SL

上から、コンプのDBX 162SLとDBX 160SL

コンプのEMPIRICAL LABS Distressor EL8-X×3

コンプのEMPIRICAL LABS Distressor EL8-X×3

6畳ほどの面積を占めるボーカル・ブース。コンパクト・アナログ・ミキサーのSOLID STATE LOGIC Sixを装備する

6畳ほどの面積を占めるボーカル・ブース。コンパクト・アナログ・ミキサーのSOLID STATE LOGIC Sixを装備する

左から、コンデンサー・マイクのPELUSO 22 47、SONY C-800G、NEUMANN U 67×2。このほか、WARM AUDIO WA-8000も備えている

左から、コンデンサー・マイクのPELUSO 22 47、SONY C-800G、NEUMANN U 67×2。このほか、WARM AUDIO WA-8000も備えている

Equipment:GLAB

 DAW System 
Computer:APPLE Mac Pro、Mac Studio、MacBook Air、他 
DAW:ABLETON Live、AVID Pro Tools、IMAGE-LINE FL Studio
AD/DA Converter:DIRECTOUT TECHNOLOGIES Andiamo 2.XT、RME M-32 AD Pro

Audio I/O:AMS NEVE 88M、RME Fireface UFX+、MADIFace XT、ROLAND Octa-Capture
Interface:ICONNECTIVITY MioXL
Controller:NATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol A61

 Recording & Monitoring 
Monitor Speaker:ATC SCM20A Pro MK2、FOSTEX CW250A、IK MULTIMEDIA ILoud MTM、NEUMANN KH 420 G、 KH 870 G、他

 Outboard & Effects 
Pedal Effects:MOOG MF-102 Ring Modulator、MF-104M Analog Delay、TC ELECTRONIC June-60、ND-1 Nova Delay、NR-1 Nova Reverb、他
DI:AKIMA&NEOS Multi Tube Direct Injector Dual
Amp Simulator:FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-FX III

 Instruments 
Keyboard:RHODES MKI Suitcase SeventyThree
Synthesizer:ACCESS Virus TI2 Desktop、CASIO CZ-3000、CZ-5000、OBERHEIM OB-X8、OB-XA、MOOG One 16Voice、ROLAND Fantom-X7、Juno-60、Jupiter-80、SEQUENTIAL Pro 3、Prophet Rev2、Take 5、KORG CX-3、Minilogue XD Module、Polysix、MOOG Little Phatty Stage II、Minimoog Model D、Minimoog Voyager Electric Blue Edition、Sub 37、WALDORF Quantum
Sequencer:OBERHEIM DSX
Rhythm Machine:OBERHEIM DX
Guitar:FENDER Stratocaster、JACKSON Stars、他

Equipment:G.B.'s Studio

 DAW System 
Computer:APPLE Mac Pro
DAW:AVID Pro Tools
Audio I/O:AVID Pro Tools|MTRX
AD/DA Converter:DIRECTOUT TECHNOLOGIES Andiamo 2.XT

 Recording & Monitoring 
Mixer:SOLID STATE LOGIC Origin、Six
Monitor Speaker:ATC SCM100ASL Pro、ATC SCM 0.1/12Pro、FOCAL Solo6 Be
Headphone:SONY MDR-CD900ST
Microphone:NEUMANN U 67、PELUSO 22 47、SONY C-800G、WARM AUDIO WA-8000、他

 Outboard & Effects 
Mic Preamp:AMS NEVE 1073DPA、AVALON DESIGN VT-737SP、SUMMIT AUDIO TPA-200B、他
Compressor:DBX 162SL、DBX 160SL、EMPIRICAL LABS Distressor EL8-X、RETRO INSTRUMENTS Retro 176、UREI 1176LN
EQ:PULTEC EQP-1A

 Instruments 
Keyboard:CASIO Casiotone MT-800

 

GeG(変態紳士クラブ)

GeG(変態紳士クラブ)
関西出身の音楽プロデューサー。現在までにプロデュースした楽曲の総ストーリミング数は、6億回を超える。変態紳士クラブのプロデューサーとしての活動だけにとどまらず、自身が代表を務める音楽制作事務所Goosebumps Musicを発足するなど、その活動範囲は多岐に渡る。

次に欲しい機材は…?

 欲しい機材……というより、今はアースを埋め込みたい。そして、究極のMIDIシステムが欲しいですね。目標としては、最終的にはメイン・デスクに座ったままで、スタジオ内にあるすべてのハードウェア・シンセのパラメーターをコントロールして音色調整などができたらいいなとたくらんでいます。そういうシステムを構築できる方、セットアップするがの好きっていう方がいたら、いつでも連絡してください!

 Recent Work 

『舌打』
変態紳士クラブ
(トイズファクトリー)

関連記事

【特集】Private Studio 2023