STEINBERG UR12 〜はじめての1台にオススメのオーディオ・インターフェース特集

STEINBERG UR12 〜はじめての1台にオススメのオーディオ・インターフェース特集

オーディオ・インターフェース特集2022"はじめての1台“では、15,000円以内で購入できる10製品を紹介。今回は、2イン/2アウトのSTEINBERG UR12です。

STEINBERG UR12

 2イン/2アウトの入出力を備え、最高24ビット/192kHzのビット/サンプリング・レートに対応。今年の6月には新たなカラー・バリエーションも発売され、好みに合わせて選択することが可能になった。

価格:オープン・プライス(市場予想価格:12,100円前後)

リア・パネルには、電源アダプター用のMicro USB端子、USB-B端子、ステレオ出力(RCAピン)、48Vファンタム電源スイッチを装備

リア・パネルには、電源アダプター用のMicro USB端子、USB-B端子、ステレオ出力(RCAピン)、48Vファンタム電源スイッチを装備

カラー・バリエーションとして、UR12 Black&Copper Modelもリリースされている

カラー・バリエーションとして、UR12 Black&Copper Modelもリリースされている

iPhone/iPad用の音楽制作アプリのCubasis LE(無償)に対応。UR12を接続するとアプリの機能制限が解除される

iPhone/iPad用の音楽制作アプリのCubasis LE(無償)に対応。UR12を接続するとアプリの機能制限が解除される

Specifications
●入力:マイク入力(XLR)※48Vファンタム電源搭載、楽器入力(フォーン) ●出力:ライン出力×2(RCAピン) ●ヘッドフォン:ステレオ・フォーン(ダイレクト・モニター・スイッチ搭載) ●ビット/サンプリング・レート:最高24ビット/192kHz ●電源:USBバス・パワー(USB-B)、5V DC端子(電源アダプター別売) ●対応OS:Mac/Windows/iOS/Android/iPadOS ●付属ソフト:STEINBERG Cubase AI ●外形寸法:159(幅)×47(高さ)×144(奥行き)mm ●重量:850g ●付属品:USB-B to Aケーブル

スチール製のボディを採用した頑丈な本体設計

 少し本体が重い分、頑丈な作りとなっている本機。開発者のインタビュー記事によると、外部からの電磁ノイズを受けづらくするスチール製のボディを採用しているため重い本体になっているとのこと。ライブなどで使用する際にも本体が動いてズレてしまうような心配がないので、トラブル防止にもなります。ほかのURシリーズにも搭載するマイク・プリアンプのD-Preは、音を色付けすることなくそのまま収録してくれる印象です。

 DAWのSTEINBERG Cubase AIが付属するのも特徴。最高サンプリング・レートが192kHz、オーディオ・トラックを32trまで使用できるなど、エントリー・モデルとしては十分なスペックを持っています。これらの付属ソフトも含めて考えると、歌が中心のシンガー・ソングライターの方はもちろん、打ち込みを中心に音楽を作り込みたい人まで、幅広い用途に使用可能です。さらに、iPhone/iPad用の音楽制作アプリのCubasis LEも対応しています。

 製品情報 

15,000円以内で購入できるオーディオ・インターフェース特集 2022

10万円以内で購入できるオーディオ・インターフェース特集 2022

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