EVENTIDEからAI搭載マスタリング・プラグインElevateが登場

タックシステムは、EVENTIDEの新プラグイン、ElevateとEquivocateの発売を開始した。どちらもオープン・プライスで、市場予想価格はElevateが20,000円前後、Equivocateは10,000円前後。10月31日までElevateは10,000円、Equivocateは無償(フリー・ダウンロード)、EquivotateからElevateへのアップグレードは8,000円のキャンペーン価格で提供されている。どちらもMac/Windows対応で、フォーマットはAAX(Native)/VST2&3/AU。

Elevate

Elevateは、ミックスの聴覚上のダイナミックスを維持しつつ、これを改善しながら、音圧を上げることができるマスタリング用プラグイン。開発は、15年にわたってEVENTIDEで多数のDSPプログラム・コードを書いてきたダン・ギレスピー氏のNEWFANGLED AUDIOが担当している。

サウンドを人間の聴覚特性に基づいた26バンドに分割し、各帯域のトランジェントやゲインをコントロール。透明で自然なサウンドを保ったまま、音圧を稼ぐことができるという。また人工知能アルゴリズムによる自動調整機能や、アーティスト/マスタリング・エンジニアによるプリセットも実装している。

Equivocate

EquivocateEquivocate

Equivocateは、Elevateと同様の26バンドを自由に設定することができるマスタリング・ユース仕様の高精度グラフィックEQプラグイン。あるソースの周波数特性を参照し、それをEQカーブに当てはめるMatch EQ機能も搭載している。

■タックシステム 製品ページ
http://www.tacsystem.com/products/eventide/elevate.php