
KID(KORG Inport Division)は、オーディオ・インターフェースARTURIA「Audio Fuse」を2017年6月上旬に発売する。ARTURIAは、アナログ・シンセを忠実にシミュレーションしたソフト・シンセ開発で知られ、最近ではMiniBruteやMatrix Bruteなどのアナログ・シンセに力を入れているフランスのメーカーだが、音楽制作の中枢を担うにふさわしいテーブルトップ型の高音質オーディオ・インターフェースに仕上がっているようだ。
フロントはケーブルの抜き差しが容易にできるようにコンボ・ジャックの入力端子を2系統搭載、さらにステレオ標準とステレオ・ミニが使用できるヘッドフォン出力端子を2系統装備し、リアにはLINEやPhonoの入力、ステレオ2系統のスピーカー・アウトに加え、インサート端子、MIDI入出力端子、さらにはS/PDIFやADATのデジタル入出力端子、USBハブ3基まで装備されている。トップでは入力ソースや出力ソースの切り替えやボリュームのコントロールが行なえる仕様だ。マイクプリには独自開発によるDiscretePROを装備し、全高調波歪(THD)を限りなく低く抑え、よりフラットな周波数特性を目指したという。また、対応デバイスはPC、MacのほかiOS、Android、さらにはLinuxと幅広い。さらにDeep Black/Classic Silver/Space Greyの3つのカラー・ラインナップを用意し、好みに合わせて選ぶことができる。

製品ページ
http://arturia.jp/products/item/audiofuse-l/
販売価格:オープン・プライス(市場予想税別価格90,000円)
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