バイアンプやトライアンプ駆動のシステムに最適なCAMCOのパワーアンプ

CAMCOQ-Power 10/Q-Power 6
ヒビノインターサウンド株式会社は、ドイツCAMCO(キャムコ)のパワーアンプ、Q-Power Seriesの国内販売を、2012年7月30日より開始した。

Q-Power Seriesは、高品位で高出力な4チャンネルパワーアンプ。既存のマルチチャンネルを大幅に超える出力性能を2Uのコンパクトなシャーシにおさめており、バイアンプやトライアンプ駆動のSRシステムなど、音のクオリティを追求しつつ高出力が必要とされる現場に最適という。製品のラインナップは、「Q-Power 10」と「Q-Power 6」の2モデル。特長は次のとおり。

Q-Power Seriesの主な特長


高出力の4チャンネルアンプ


Q-Power Seriesは、CAMCOの高品位な音質と高出力をあわせ持った4チャンネルのパワーアンプだ。2Uのサイズに高効率のスイッチング電源を搭載した軽量モデルで、「Q-Power 10」はクラスD、「Q-Power 6」にはクラスHの増幅回路を採用している。各チャンネルの出力は「Q-Power 10」が1550W(4Ω)、「Q-Power 6」が800W(4Ω)と、マルチチャンネルのアンプとしては卓越した性能を誇る。最大出力時でもスムーズで反応の良いハンドリングが可能で、音のクオリティを追求しつつ高出力が必要とされるバイアンプやトライアンプ駆動のSRシステムに最適。4ch入力、4ch出力なのでステレオ(LR)×2wayやモノラル×4wayが1台で可能になり、既存の2chアンプでは多くの台数が必要だったシステムをコンパクトに提供可能。また、ハイインピーダンスを直接ドライブできるため、空港やアミューズメントパーク、ショッピングモールなどの大型商業設備の多チャンネルシステムをコストパフォーマンス高く提供できる。

クリアで高品位な音質


Q-Power Seriesは歪みの低減やノイズ特性の改善に取り組み、THD は「Q-Power 10」が0.03% 以下、「Q-Power 6」が0.05%以下(※) と桁違いの数字が示すとおりのクリアで高品位な音質を実現。ボーカルやスピーチはもちろん、力強い重低音をも高い解像度で提供できる。

※THD(20Hz ~ 10kHz、8Ω)

多彩なコネクターを採用


Q-Powerの入力コネクターはXLRとユーロブロックコネクター、出力コネクターはスピコンとネジ止め端子を採用。多彩なコネクターにより、状況に応じた接続が可能。また、不用意にアンプのボリュームを変更されないように、保護用セキュリティカバーが標準で付属している。

関連リンク


CAMCO
Q-Power 10/Q-Power 6
Q-Power 10:732,900円/Q-Power 6:549,150円