相互干渉を大幅に低減し、高い明瞭度を実現したNEXOのラインモニター

NEXONEXO ラインモニター 45°N 12/45°N 12 PW
ヤマハは、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、子会社であるNEXO S.A.(フランス)が開発した「GEO テクノロジー」をステージモニターに応用したラインモニター「45°N 12」を、2011年2月より発売することを発表した。

NEXOの「45°N 12」は、NEXO社の独創的な特許技術「GEO テクノロジー」を初めてステージモニターに応用した製品。ラインアレイ技術を応用した指向性制御と理想的な波面合成を可能にする技術により、ステージ上におけるモニターの相互干渉を大幅に低減し、高い明瞭度を実現したという。


設置については、シンプルかつ確実にアレイを構築できるマグネットロッキングシステムを採用。また、Max 140dB SPLという高出力を実現しながら、高さは392mm、質量は24kgという、ステージモニターに適したコンパクトでロープロファイルなキャビネットデザインとなっている。


なお、品番は「45°N 12」と「45°N 12 PW」との2つがあり、後者の"PW"はホワイトモデルを示している。価格はオープンプライス。2011年2月発売予定。


45°N 12の主な特長



  • 「GEO テクノロジー」の応用により、フォーカスしたエリアにのみ必要な音圧を出力することでステージ上の音の被りを低減

  • マグネットロッキングシステムにより、シンプルかつ確実なアレイ構築が可能

  • オーディエンスから目立たないコンパクトでロープロファイルなキャビネットデザイン



NEXO
NEXO ラインモニター 45°N 12/45°N 12 PW
オープンプライス
●再生周波数帯域:50Hz~20kHz (-6dB)●再生周波数特性:55Hz~19Hz (±3dB)●感度(1W, 1m):106dB SPL Nominal / 104 dB SPL Wideband●最大音圧レベル(1m):1unit