VESTAX VFX-1 オープン・プライス(市場予想価格:25,000円前後)
まるで大型リモコンのような出で立ちのVFX-1。勘の良い方ならお分かりかと思うが、これはコントローラー。しかもVESTAX VCI-300+SERATO ItchというPC DJシステム専用に作られた特別なツールである。
「アナログ・ターンテーブルとミキサーのシミュレーターではなく、アナログ・フィーリングを極限まで取り入れたライトウェイト、コンパクトでスマートな全く新しいDJインストゥルメンツを創る」というコンセプトでリリースされたVESTAX VCI-300+SERATO Itch。コントローラーのVCI-300でDJソフトのItchを操り、次世代DJの在り方を提案するセットだが、VFX-1をそのシステムに追加することで、Itchの「エフェクト」部分を詳細にコントロールできるようになるわけだ。
コンピューターとの接続はUSB。VFX-1のパネルには、上下に2系統のエフェクト・スペースがあり、それぞれに詳細な設定が可能。エフェクトON/OFFボタンはもちろん、12種類のエフェクト・プログラムを選ぶロータリー・エンコーダー、エフェクト・ビート・エンコーダー、TAPボタン、エフェクト・デップス・ツマミ、パラメーター・ツマミ、そしてアサイン先のセレクト・ボタンを機能的に配置されている。特にボタン類はプレイ時の負担を少なくするためにソフト・タッチ化されているそうだ。
発売は10月下旬を予定。VCI-300+Itchユーザーはチェックしたい新製品だ。

▲VCI-300とVFX-1を並べてセットしたところ
■Mac/Mac OS 10.4.11以降、Core Duo 1.6GHz以上のCPU、1GB以上のRAM、1,024×768以上の画像解像度、音楽データ用の空きHDD容量、2つの空きUSBポート(Itchコントローラー VFX-1用) ■Windows/Windows XP(SP2以降)/Vista(SP1以降、32&64bit対応)、Pentium4 mobile 2GHz以上、1GB以上のRAM、1,024×768以上の画像解像度、音楽データ用の空きHDD容量、2つの空きUSBポート(Itchコントローラー VFX-1用) ※上記のクロック数を満たしていても、Celeron、Centrino、ATOM、AMD、SempronなどのCPUでは動作を保障できません