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KING LOOPS AFRO VIBES VOL. 6 レビュー:ラテン系の哀愁漂うメロディをモダンな音で

KING LOOPS AFRO VIBES VOL. 6 レビュー:ラテン系の哀愁漂うメロディをモダンな音で

 今回レビューするのは、KING LOOPSからリリースされた『AFRO VIBES VOL. 6』。いわゆるレゲエやレゲトンなどのラテン系をメインにしたサンプル・パックで、MHD、ラフ・カモーラ、ヴァイブス・カーテル、Niska、ポップカーン、ボンズMCなどにインスパイアされて制作されたとのこと。105~156BPMの、5種類のコンストラクション・キットを収録しています。

 5つのキットには、デモとそれを構成するステム・データとしてキック、ハイハット、スネアなどドラム・パート、パーカッション、インパクト系の効果音、上モノのギターやシンセ、ボーカルのフレーズなどがWAVループで用意されています。それだけでなく、ベース、メロディ、シンセ、ギターなどはMIDIも収録。中でも印象的だったのはギター、シンセ・プラック、ボーカルのフレーズで、メロディにラテン特有の哀愁感がしっかりと漂っています。それらにリバーブやディレイが深くかかっているなどしっかりと加工された音色は現代的なので、ラテン系はもちろん、ほかのさまざまなダンス・ミュージック、ポップスにも活用できると思います。ドラムには目立ったエフェクトはかかっておらず、そのまま使用できるほど音も良くて使い勝手がいいです。

 実際に『AFRO VIBES VOL. 6』のステム・データを並べて、ヒップホップやR&B系のトラックを制作してみました。ドラムのループをDAW上でカットしてから再構成したり、上モノのテンポやキーを変えたりしてバリエーションを増やしたところ、より相性よく使えたのでお勧めです。即戦力となる、とても便利なサンプル・パックだと思いました。

 

DJ WATARAI

DJ WATARAI

【Profile】1995年ごろより楽曲制作開始。その後は、MUROやNITRO MICROPHONE UNDERGROUND、RHYMESTERなどの作品を手がけ、MISIAやAI、DOUBLE、加藤ミリヤなどR&B方面のアーティストにも楽曲を提供。現在は日本を代表するヒップホップの聖地、渋谷CLUB HARLEMのDJとしてオープンから24年間レギュラーを続けている。また現在、AbemaTVのHIPHOPチャンネルAbemaMixにもレギュラー出演中。

 

KING LOOPS
AFRO VIBES VOL. 6

2,992円

(2022年2月15日現在。為替レートによる価格の変動あり)

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▪メディア:ダウンロード販売 ▪容量:約566MB ▪データ・フォーマット:WAV、MIDI