日本音楽スタジオ協会(JAPRS)はデジタルマルチレコーディングにおけるリファレンスレベル推奨値を「0VU=−18dBFS」に改定することを発表した。
JAPRSでは、デジタルマルチトラックレコーダーが登場した当時の状況から0VU=-16dBFSを長く推奨値としてきたが、現在のハイレゾ化やデジタルベースでの信号処理の状況も踏まえて改定を検討。4月1日(月)より0VU=-18dBFSを基本な推奨値として運用することにした。
ただし、業務対応(アーカイブやポストプロダクションなど)により、推奨されたリファレンスレベルの採用が難しい場合は0VU=-16dBFSまたは0VU=-20dBFSでの運用も可能。ただし、JAPRS加盟スタジオにおいては採用しているリファレンスレベルを利用者に分かるように、必ず明記するとしている。