[サウンド&レコーディング・マガジン 2012年2月号連動]
本誌2011年1月号から連載している「マイク1年生」も最終回を迎えました。ラストを飾るのはボーカル録音。これまであらゆる楽器を録ってきましたが、実はテンポとキーを合わせて録音していたので、これらの録り音をミックスすると1つの楽曲が出来上がるという裏テーマがあったのです。というわけで、今回は本連載での録り音をラフ・ミックスした"楽曲"もアップ。マイク1年生たち(=マイク録り初心者)も手に取りやすい安価な機材だけを使い、本気で録った曲です。なかなか珍しい音源だと思うので、ぜひ聴いてみてください。
本誌2011年1月号から連載している「マイク1年生」も最終回を迎えました。ラストを飾るのはボーカル録音。これまであらゆる楽器を録ってきましたが、実はテンポとキーを合わせて録音していたので、これらの録り音をミックスすると1つの楽曲が出来上がるという裏テーマがあったのです。というわけで、今回は本連載での録り音をラフ・ミックスした"楽曲"もアップ。マイク1年生たち(=マイク録り初心者)も手に取りやすい安価な機材だけを使い、本気で録った曲です。なかなか珍しい音源だと思うので、ぜひ聴いてみてください。
- マイク/SHURE SM57(ダイナミック・マイク)、RODE NT1-A(コンデンサー・マイク)
- マイクプリ/MACKIE. 1202-VLZ Pro(アナログ・ミキサーのヘッド・アンプをマイクプリとして使用)
- DAWソフト/AVID Pro Tools
- A:マイクをボーカルの口元から約20cm離して設置 SM57で収音
- B:マイクをボーカルの口元から約20cm離して設置 NT1-Aで収音
- C:マイクをボーカルの口元から約50cm離して設置 SM57で収音
- D:マイクをボーカルの口元から約50cm離して設置 NT1-Aで収音
- E:SM57で収めた歌声を使った楽曲のラフ・ミックス
- F:NT1-Aで収めた歌声を使った楽曲のラフ・ミックス
※本連載で録った楽器の音のみを使った楽曲「卒業」です。作詞/作曲/録音/ミックスは中村公輔氏。
Yumi
バンドKlee(クレイ)を中心に、東京都を拠点として活動するシンガー。脱力感と色気が同居する独特の歌声に定評がある。最近は「カタカナがキライなので、コンプレッサーとか聞くとマジで嫌になります」とボヤきつつも、自ら音響機器を使いこなし、ソング・ライティングやレコーディングに挑戦中。