Special:Cubaseユーザー・アンケート!

サウンド&レコーディング・マガジン2015年1月号 掲載
<INDEX>
Introduction:Cubase Pro 8オーバービュー
Check1:充実のMIDI打ち込み & 豊富な付属VSTiラインナップ
Check2:即戦力の作曲アシスト機能
Check3:卓越したオーディオ編集機能
Check4:MixConsoleの進化でプロのミックス・ダウンに対応
Special:Cubaseユーザー・アンケート! 

NARASAKI(coaltar of the deepers)


NARASAKI<Profile>自身のcoaltar of the deepersではメタル/轟音ギター・サウンドを聴かせつつ、ももいろクローバーZなどに楽曲提供も行うクリエイター。Q❶Cubaseを使い始めたのはいつですか?
1994~95年ごろだったかと思います。コンピューターはATARIでしたね。当時参加していたバンドのマニピュレーターが使っていたので、その影響で使い始めました。
Q❷Cubaseで重宝している機能は?
VariAudio機能が搭載されてから、とても気軽にピッチ補正ができるようになりました。とてもナチュラルなので気に入ってます。
Q❸愛用しているVSTi/VSTプラグインは?
VSTiはSTEINBERG Hyper SonicやGroove Agent、プラグインは付属のMagneto IIやPitch Correctなどを多用しています。Magneto IIはサチュレートが欲しいときに使います。Pi
tch Correctはガイド・メロなどで声のフォルマントをいじるのに使っています。
Q❹あなたにとってCubaseはどんな存在ですか?
創作にかかせないもの、自由帳ですかね。 

浜崎容子(アーバンギャルド)


hamasaki
<Profile>21世紀東京生まれの“トラウマテクノポップ”バンド=アーバンギャルドのボーカリスト。6thアルバム『鬱くしい国』が発売中。Q❶Cubaseを使い始めたのはいつですか?
約8年ほど前に購入した2代目DAWソフトです。選んだ理由は、周りの音楽関係の知人の使用率が高かったことです(笑)。何か分からないことがあれば教えてもらえるかな?と思い(笑)。それと、私はメイン・マシンはMacではなくWindowsを使用しているので、いろんなソフトを試した結果、Windowsで使い勝手の良いシーケンサーという印象を持ったので購入を決めました。
Q❷Cubaseで重宝している機能は?
オーディオ・チャンネルのEQですね。簡単なデモを作るときにサクッと作業できる感じが気に入っています。インサート・エフェクトやセンドが一目で分かるところも好きです。あとは気分の問題ですが、ドラムを打ち込むときにはドラム・エディターを使っています。普通にキー・エディター表示でも問題はないのですが、キックとスネアなどそれほど細かくない作業のときはドラム・エディターにした方が個人的に楽しい気持ちになれるので。楽譜制作時にはスコア・エディターも重宝しています。
Q❸愛用しているVSTi/VSTプラグインは? 
Step Filterは少し不思議な雰囲気を出したいときに隠し味でよく使います。Halion Sonic SEもスタンダードで使いやすい音がたくさんあるので、マルチ音源的に使っています。
Q❹あなたにとってCubaseはどんな存在ですか?
本格的に音楽制作を始めようと志したときから使っているので、自分の音楽人生の中でも重要な立ち位置にいます。購入したときはMIDIがかろうじて分かる程度の知識で、オーディオ編集も全くできませんでしたが、毎日少しずつ触っていくうちに、それまで難しかった作業も自分の思い描いていた音になる喜びを教えてくれました。これからもCubaseでたくさんの喜びを発見したいです。 

marter


marter
<Profile>エレクトロニックなロービートとスモーキーな歌を組み合わせた音像で高い評価を得るアーティスト。新作『Songs Of Four Seasons』をリリース。Q❶Cubaseを使い始めたのはいつですか?
1999年ごろから。友人が使っているのを見て使い始めました。そのころはまだMIDIだけで制作していたのですが、Cubaseはオーディオも含め再生しながらほぼすべてのエディットができると聞き、これだと思いました。
Q❷Cubaseで重宝している機能は?
自分が使いやすいようにカスタマイズできる点。新しい曲を立ち上げるときに録音の方向性によって用意されたテンプレートを選べ、ショートカット・キーも自分流でアサインしています。あとはオーディオ・ファイルの扱いやすさが抜群に良いです。最近はオーディオからMIDIノートを検出して音を重ねることもよく行いますね。マルチチャンネルの書き出しもとても便利です。
Q❸愛用しているVSTi/VSTプラグインは? 
PrologueとSpectorはプロジェクト制作の最後の味付け用に気に入って使っています。スペーシーな飛び音用に。Studio Chorusはボーカルを通したときの音が好きです。
Q❹あなたにとってCubaseはどんな存在ですか?
マルチレコーダーでありシーケンサーやアイディアをためるノート・ブックでもあり、ミキシング・コンソールでもあり、本当の意味でのオールインワンですね。自分の今までの音楽ライフを共に歩んできてくれた良きパートナーです。これからもずっと使い続けていきたいと思ってます。●問合せ : ヤマハスタインバーグ・コンピューターミュージック・インフォメーションセンター  ナビダイヤル:0570-016-808(IP電話の場合:053-460-5270)  http://japan.steinberg.net