Rational Acousticsから、同社の音響測定ソフトウェアであるSmaart（v7～v9）で収集した測定データをもとに、バーチャルに音響システムの調整や最適化を行うことができるソフトウェア、Smaart Data Modeler（61,600円）がリリースされた。Smaart Suiteのユーザーには34,100円、追加ライセンスは24,200円で提供される。Windows/Mac対応。
Smaart Data Modelerは、ソフトウェア上でレベル、EQ、位相、タイムアライメントなどを調整し、Smaartで測定したデータ上にどのように反映されるかの確認が行える。また、Eclipse Audioとのパートナーシップにより、QSC Q-SYSやBiamp Tesiraといった主要DSPデバイスのフィルター構造をモデリングすることや、データをエクスポートすることも可能。設定をDSPデバイスへ反映する前に、複数のトレースの統合的なレスポンスをプレビューできる。
