MOTUより、同社を代表するオーディオインターフェース828の最新モデルが、1月末ごろにリリースされる(オープンプライス:市場予想価格169,400円前後)。最大60のオーディオチャンネル(28入力/32出力)を扱え、最高24ビット/192kHzに対応。ESS Sabre32 Ultra DACによる優れたアナログオーディオパフォーマンス、96kHzで2msという低レイテンシー性能を備える。
828は、USB3(2.0互換、Type-C採用)でMacまたはWindows機に接続できるほか、USBオーディオクラスに準拠したファームウェアにより、USB-Cまたは別売りのカメラコネクションキットを介してiOSデバイスにも接続可能。接続したコンピューターが同一ネットワーク上にあれば、CueMix 5アプリによるモバイルデバイスからのWi-Fiコントロールも可能となる。
アナログ入出力は10イン/10アウト。2系統の高性能マイク/ライン/Hi-Zギター入力(XLR/TRSフォーンコンボ)には、48Vファンタム電源、−20dBパッド、位相反転、インサート入出力を搭載する。
オーディオインターフェースとしてだけでなく、8ステレオバスとエフェクト(リバーブ、4バンドEQ、ゲート&コンプレッサー)を備えたDSP駆動の24ch入力デジタルミキサーとしても機能し、スタジオやステージだけでなく、ストリーミングやポッドキャスティング用としても活用できる。
ほかにも、CueMix 5ソフトウェアおよびフロントパネルからの操作による、トークバックやA/Bモニター選択などのコントロールルーム機能を搭載。また、バンドルソフトとしてMOTU Performer LiteおよびAbleton Live Liteを付属。100種以上のインストゥルメントと6GB以上のライブラリーも収録する。