Austrian Audioより、プレミアムラインの開放型ヘッドホンThe Composer（オープンプライス：市場予想価格396,000円）と、同社初のヘッドホンアンプFull Score one（オープンプライス：市場予想価格242,000円前後）が発表された。Full Score oneは、2024年第1四半期発売となる。
バランス接続対応の開放型ヘッドホンThe Composer
The Composerは、同社ヘッドホン製品でサウンドの中核を担ってきたHi-Xテクノロジーにおいて最大径となるHi-X49 DLC（49mm）ドライバーを搭載したモデル。ダイヤモンドライクカーボンでコーティングされたダイアフラムにより、リニアな周波数特性と高解像度サウンドを実現しているという。
角度を調整できるイヤーカップ、マグネットで強力に吸着するプレミアムイヤーパッド、通気性に優れたメッシュ製ヘッドバンドなどプレミアムラインならでは設計が施されている。さらに、300g台の軽量設計で、長時間の使用でも快適な付け心地を提供する。
バランス接続に対応する上、バナナプラグを採用しているためケーブルを自作することも可能。自分なりにカスタマイズしながら、リスニング用としてはもちろん、制作においても長時間活用できる機種となっている。
トランジェントを精密に再現するFull Score one
Full Score oneは、リスニングからミキシング／マスタリングまでを視野に入れたAustrian Audio初のヘッドホンアンプ。ゲインスイッチを必要としないポテンショメーターや、完全ディスクリートのアナログ機構、ハイエンドまたはミリタリーグレードのコンポーネントのみを採用した内部設計が正確なリスニングを実現した。トランジェントを精密に再現するため独自に開発されたトゥルートランジェントテクノロジー機能（オン／オフ可能）も搭載する。
4ピンXLRバランス出力と、フォーン出力を2系統搭載。また、リニア電源により、2台以上のヘッドホンを接続した場合でもゼロノイズ動作できるよう設計されている。
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