オヤイデ電源ケーブルL/i50 EXs II 〜Made in Japanを追求したハイエンドモデル

Li/50 EXs II

 オヤイデ電気(oyaide)は、L/i50シリーズのハイエンド電源ケーブルL/i50 EXs II(オープンプライス:市場予想価格33,000円前後/1.8m)を12月1日(金)に発売する。L/i50シリーズは1983年12月に最初のモデルが実用新案を取得。現代の音楽環境に適応すべく、シリーズのハイエンドモデルとして19年ぶりにリニューアルを果たした。ケーブルの延長は4,400円/0.5m。

Li/50 EXs II all

 すべてのパーツを国内生産。導体は高純度OFCに長時間低温焼鈍を行いながら製造し、導体内部組織が均質化して安定した伝送を実現するという。4本の導体を対角線上に撚り合わせるスターカッド撚り構造。ケーブルから発生する磁界を互いに打ち消しあい、インダクタンスを下げ、ケーブル内部で発生する輻射ノイズを軽減している。

ケーブルの構造

ケーブルの構造

 絶縁材には、振動吸収性に優れ機械的強度を有する強化シリコンゴムを採用。瞬間的な電流負荷変動による振動を吸収し、不要な響きを抑え、原音忠実性を高めている。さらに4本の内部配線はそれぞれ強化繊維テトロン製スリ-ブで被覆し、ケーブル内部の共振を抑えている。

 さらに、電磁波吸収体NRF-005TとMWA-010Tを2層巻き。電源ケーブルから発生する輻射ノイズ、電界ノイズ、接点で発生する磁気ひずみを抑制する。

電源プラグAP-037EX、コネクターAC-037EX

電源プラグAP-037EX、コネクターAC-037EX

 電源プラグ/コネクターは、L/i50 EXs II専用設計。ARMOREDシリーズをベースに、サファイアブルー仕様のAP-037EX、AC-037EXを採用する。デュアルハウジング構造、フレックスケーブルクランプ方式、ARMOREDメカニカルアースなどの技術を盛り込み、ケーブルへの負担を緩和し、制振性を向上。電極には脱酸リン青銅+2回磨き上げの後、厚肉銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ)が施されている。

 外装は材質をカラーリングしないために、強化繊維スリーブのみ使用。摩擦などによる静電気の帯電を防止するため、静電気帯電防止加工を施している。ケーブルカラーはブリリアントなサファイアブルー。2002年にリリースされた初代L/i50 EXからの系譜を引継ぎながら、L/i50 EXs IIを象徴するカラーを採用する。

 

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