Nordより、フラッグシップモデルであるキーボードNord Stage3のコンセプトを引き継ぎ、進化させたNord Stage 4シリーズが登場。11月中旬に発売となる予定だ。88鍵のNord Stage 4 88（オープンプライス：市場予想価格781,000円前後）、 73鍵バージョンのNord Stage 4 73 （オープンプライス：市場予想価格709,500円前後） 、軽量でコンパクトなNord Stage 4 Compact（オープンプライス：市場予想価格660,000円前後）の3製品がラインナップされている。
4つのセクションからなるコントロールパネルが特徴
Nord Stage 4シリーズ3製品の共通機能であり、最大のポイントと言えるのがPiano Section、Organ Section、Synth Section、Effects Sectionと4つのセクションからなるコントロールパネルだ。
Piano Sectionはグランド、アップライト、エレクトリックピアノの充実したコレクションはもちろん、EQやダイナミックコンプレッションといった音色の調整によって柔軟な音作りを可能にした。
Organ Sectionはマイク位置の遠近切り替え機能や、新しいドライブ設定を備えたビンテージロータリースピーカーをモデリングし、よりパワフルなサウンドを実現する。
Synth Sectionは3つの独立したレイヤーで波形やサンプルを調整していくことができる。
セクションごとに専用のLED フェーダーを備えるレイヤースタイルを採用した新しいパネルデザインにより、より直感的な操作性と柔軟性を獲得。Effects Sectionは新しく加わったエフェクトのバリエーションを、各セクションに対して個別に適用できる設計となっている。また、Layer Scene機能を使用すると、これらのセクションで作成した2つの異なるサウンド設定をワンタッチでシームレスに切り替えることができる。
Nord Stage 4 88＆73は共にフルウェイテッドトリプルセンサー鍵盤を採用しており、より本物のピアノに近い打鍵感を再現している。
軽量なNord Stage 4 Compact
Nord Stage 4 Compactはセミウェイテッドウォーターフォール・トリプルセンサー鍵盤を採用し、コンパクトながら十分な弾き心地を実現した73鍵のモデル。Nord Stage 4 88が19.6 kg、Nord Stage 4 73が16.7 kgであるのに対し、Nord Stage 4 Compactは10.4 kgと軽量であるため持ち運びにも適している。
