GForce Softwareから、トム・オーバーハイム氏の許諾を得てOberheim OB-Xを公式にエミュレーションしたソフトシンセ、その名もずばりOberhiem OB-X(オープンプライス)がリリースされた。Mac/Windowsで動作し、スタンドアローンまたはAAX/AU/VST2&3プラグインとして動作する。
10月31日(火)まで、通常販売価格の40%オフとなるイントロプライス(オンラインストア価格22,696円)にて販売。同社Minimonsta2とOddity3も同期間は通常価格の50%オフ(同各22,696円)となる。
オリジナル機のサウンドを再現しながらも、現代のセットアップに対応したパワフルな機能を搭載。最大8ボイスだった実機に対し、最大16ボイスに拡張するとともに、アナログ機器特有の不完全さを加えるビンテージ・コントロール、4つのプログラム可能なマクロ、LFO、リトリガー、フェイズとスムージング機能、LFOの新しいデスティネーション、独立したPWM1と2、ディスクリート・レベル、ディスクリート・トラッキング、アルペジエーター、スケーラー付きのコード・モード、コーラス、ステレオ・ディレイ、リバーブなど多くの機能を実装する。
さらにGForce OB-Xにはモジュレーションを拡張するX-Modifiersの専用LFO、ADSRエンベロープを追加。複雑なモジュレーション・パスを設定することなく、素早い操作を実現する。シンセの核となるトーンとキャラクターはオリジナルに忠実でありながら、より複雑なサウンドメイキングを可能としている。
GUIはリサイズが可能。400種以上のプリセットとタグ付けやソート/検索が可能なブラウザーを備え、名機の復刻としてだけではなく、現代の音楽シーンに即したサウンドも提供してくれる。