タックシステムは、モジュラー制御システムを採用したドイツMakePro Xの次世代USBコントローラーの取り扱いを開始した。
ユーザーのワークフローに合わせてカスタマイズ/オーダーメイドでコントローラーを構成できるのが特徴。特に人気のあるスタンダードな組み合わせのモデルはシリーズとして用意され、用途に合わせた製品をすぐ導入できる。価格はオープンプライス。
管理ソフトのGlueは、Mac/Windows/Linux/Raspberry Piに対応。オープンエンドで拡張性があり、さまざまなプロトコルに対応する。
xTreme (エクストリーム) シリーズ
ライブ配信で必要な機能を想定して、複数のコントローラーの機能を集約。1つのコントロールパネルでストリーミング設備をすべて制御できる。RGBボタン、タッチ式ロータリーエンコーダー 、60mmタッチ式モーターフェーダー、高画質OLEDディスプレイなどに加え、XYZ方向ジョイスティックやセンサー搭載Tバーフェーダー、ジョグホイールを備えている。ラインナップはXTREME-C8とXTREME-D10を用意。
xTend(エクステンド) シリーズ
マクロボタン・デバイスのElgato Stream Deckや制御ソフトCompanionなどとの併用を想定したシリーズ。タッチセンスフェーダー&ロータリーエンコーダー、XYZジョイスティック、Tバーなどさまざまな機能のコントローラーが用意されている。ラインナップはXTEND-A10、XTEND-B10-8MF、XTEND-B10-PTZ、XTEND-B10-BLEND、XTEND-D10。
xPose(エクスポーズ) シリーズ
劇場や音楽クラブ、屋外イベントなど、さまざまなライブシーンを想定したコントローラー。照明から音響、映像までを一つのコントロールパネルに集約することができる。XPOSE-B6、XPOSE-C6、ラックマウント対応のXPOSE-D6Rがレディメイドとして用意されている。
xCel(エクセル) シリーズ
ブロードキャストに特化したコントロールユニット。設定の自由度の高さとマルチプロトコルサポートにより、ネットワーク制御を簡易化する。XCEL-A10、XCEL-B12、XCEL-C12、XCEL-D8Rがラインナップ。
xPert(エキスパート)シリーズ
シリーズ全製品を同じサイズでそろえた、小型コントローラー群。必要な機能のモデルを左右に分けてレイアウトしたり、大型のセットアップを構築することも可能となっている。ラインナップはXPERT-A6-SWITCH、XPERT-A6-EDIT、XPERT-A6-MIX、XPERT-A6-BLEND。
xAct(イグザクト)シリーズ
制作向けのスタジオコントローラー。MIDI、OSC、MCUなどさまざまなプロトコルに対応するほか、高度なスクリプトにも対応。XACT-A8、XACT-B1、XACT-C12の3モデルに加え、16列のフラッグシップモデルxCeed(XCEED-M16-52MF)も用意されている。