WALDORF Quantum MK2 〜ポリフォニック・アフタータッチに対応したフラグシップシンセ

 WALDORFのフラグシップシンセサイザーQuantumのアップデートモデルQuantum MK2が発表された。価格はオープンプライスで2023年の初春発売を予定している

 Quantum MK2は3つのオシレーターごとに5種類のシンセサイズアルゴリズム、8つのデュアル・アナログ・フィルターとデジタル・フィルター、強力なモジュレーション・マトリクスを搭載した、デジタルとアナログのハイブリッド・シンセサイザー。

 Quantum MK2では、ノートごとのアフタータッチを感知してサウンドに変化を加えることができるポリフォニック・アフタータッチに対応。例えば、4音のコードの中、2つだけ鍵盤を強く押し込んで明るい音するといった表現ができる。ポリフォニック・アフタータッチをモジュレーション・マトリクスに介せばQuantum MK2のあらゆるサウンド・パラメーターにアサインすることも可能だ。

 そのほかのアップデートは、サンプリング・ストレージを大容量59GBに拡張(3.4GBのサンプルと3,000種のプリセット・プログラム)、デュアル・アナログ・フィルター(ローパス)とデュアル・デジタル・フィルター(マルチモード)の連携、最大16ボイスの同時発音数(前世代のQuantumは8ボイス)、そして最新のQuantum OS3.0を標準搭載するなど。カラーリングも上品なネイビー・ブルーに変更され、新しいWALDORF のロゴマークがプリントされている。

Quantum MK2のリア

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