Cranborne Audioから、イーサーネット・ケーブル(Cat5、Cat6、Cat7)によってアナログバランス伝送を行う同社のC.A.S.T.機能に対応したディストリビューションハブN8(24,200円)がリリースされた。
C.A.S.T.は、イーサーネット・ケーブルの厳格な基準やシールド性能、帯域幅、クロストークの少なさなどに着目し、これをアナログ伝送として使用。ケーブル1本で4chのバランス信号伝送が行えるというもので、同社の500R8、500ADAT、N22、N22H、Camden EC1、EC2などが対応している。
N8はこれらの製品と互換性を持つパッシブ仕様のモデル。8ch入出力(D-Sub 25ピン/TASCAM配列)の信号を、4つのC.A.S.T.(RJ45)ポートに分配し、それぞれ2chの入出力として扱う。通常はポートごとにch1/2、3/4、5/6、7/8にアサインされているが、ポート単位で、ch1/2の入出力とし、4系統すべてに同じ信号を分配することも可能となっている。