ローファイ処理向けエフェクトを中心にプラグインをリリースするYUM AUDIOが、ループから必要な帯域だけを抽出するExtractor(9,064円前後:価格は為替レートで変動)をリリースした。Extractor=抽出器という名の通り、ループから重要度の低い部分の音量を削ぎ取り、サウンドを引き締めることが可能。Mac/Windows、AAX/AU/VSTに対応する。
TRANSIENTモードでは、アタックの急峻なトランジェント部分とそうでない部分との差を広げることによって、グルーブだけを強調し、相対的にそれ以外の要素を抑えることで、ループをシェイプアップできる。
BEATSモードでは、DAWのテンポに同期して、指定した音符のグリッドに合うタイミングのみ音量を強調する。
どちらのモードもシングルバンドとマルチバンドの処理切り替えが可能。ダイアルやスライダーを操作するだけで、自然な印象を保ったままループをタイトに仕上げたり、キックのアタック部分を抽出したりといったことが直感的に行える。