MAAG AUDIOの代名詞とも言えるクリフ・マーグ氏設計のAIR BAND EQを搭載した2chマイクプリアンプPREQ2(418,000円)が発売となった。
マイクプリ部はディスクリート・クラスAトランジスターとニッケルコアの大型入力トランスの組み合わせで、最大71dBのゲインを獲得。ゲインノブは連続可変式で、+20〜42dBと、+25dBスイッチの組み合わせで調整する。+27dBuという広範なヘッドルームと−128dB(EIN)の低ノイズレベルで、クリーンで精細な増幅が得られるという。48Vファンタム電源、−20dBのPAD、位相反転の各スイッチと、Instrument(Hi-Z)入力やスルーアウトも装備。リアパネルにはライン入力端子もあり、入力ソースをスイッチで切り替えることもできる。
EQ部は、20〜200Hz(21段階)のハイパス・フィルター(−12dB/Oct)、低域(10Hz〜165Hzの6ポジション)のブーストを行うベル型、そして高域のシェルビングとして機能するAIR BANDの3セクションで構成。AIR BANDでは2.5〜40kHz(6ポジション)の周波数を選択でき、エア感を演出することが可能だ。
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