KEF、Uni-Coreテクノロジーを採用したサブウーファーKC62を発表

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 KEFは、同社Uni-Core技術を採用したホーム・オーディオ向けパワード・サブウーファーKC62(170,000円+税/1台)を1月下旬に発売する。

 

 特許出願中のUni-Coreを採用することで、ボイス・コイルを同心円状に配置し、単一のモーター・システムを通じて、2つの6.5インチ・ドライバーを組み合わせて搭載。これにより、アルミニウム製キャビネットを一辺が250mm前後というコンパクト・サイズに収め、従来の同性能のサブウーファーに比べ1/3のサイズを実現しているという。

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Uni-Coreドライバーの構造

 

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 ドライバー・エッジには、折り紙にヒントを得たプリーツ加工を施してあるP-Flexを採用。感度を制限することなくキャビネット内の内圧に抵抗する構造となっている。ボイス・コイルの電流を測定し、非線形のひずみを検出して補正するスマート・ディストーション・コントロール・テクノロジーと併せ、正確でひずみの少ない低域再生能力と深く伸びたキャラクターを両立を目指している。

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P-Flex

 

 本体内にDSPを内蔵し、クリッピングを防ぐSmartLimiterや設置状況に合わせた補正が行えるEQプリセットも5タイプ(ROOM、WALL、CORNER、CABINET、APARTMENT)が用意されている。アンプはクラスD/500Wのものを2基搭載。11〜200Hz(±3dB)という周波数特性と、105dBの最大出力を誇る。ステレオ入力(RCAピン×2もしくはスピーカー・ターミナル)〜クロスオーバー(40〜140Hz)〜ライン出力用ハイパス・フィルター〜ステレオ出力(RCAピン×2)を備えているため、さまざまなステレオ・スピーカー・システムとの組み合わせが可能だ。重量は14kg。

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リア・パネル

 

製品情報

小型でコンパクトなサブウーファー|KC62 サブウーファー|KEF 日本 – KEF Japan

 

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