UVI、Memorymoogの改造機を元にしたソフト・シンセPX Memoriesをリリース

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 UVIから、ソフト・シンセPX Memories(8,000円+税、1月31日までイントロ価格5,000円+税)がリリースされた。同社Falconまたは無償提供されているUVI Workstation上で使用できる。

 

 PX Memoriesは、38,000以上のサンプルから構成。そのサンプル元となった LAMM(Lintronics Advanced Memorymoog Modification)は、1997年に独LINTRONICSがMOOG Memorymoogを改良したモデルだ。オリジナルのMemorymoogがMIDIノート・オン&オフとプログラム・チェンジのみ扱えたのに対し、LAMMでは ノート・オン・ベロシティ、チャンネル・プレッシャー、ピッチ・ベンド、モジュレーション、ブレス・コントローラー、フット・ペダル、ポルタメント・アマウント、マスター・ボリュームのMIDIコントロールに対応。MIDIクロック対応&アルペジエイターの追加といったフィーチャーもあり、チューニングの安定性も増しているという。

www.lintronics.de

 

 PX Memoriesでは353種のプリセット音色を用意。171のレイヤー・プログラム・サウンドも備え、レイヤーごとにマルチモード・フィルターとエンベロープを搭載している。ステップ・モジュレーションや多機能アルペジエーター、マスターセクションには、3バンドEQ、エフェクトなど、ソフトウェアならではの機能で即戦力となる音色を備えている。

 

製品情報

www.uvi.net

beatcloud.jp

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