VariAudio3やVRツールを搭載した最新版STEINBERG Cubase Pro

STEINBERGCubase Pro 10

Mac/Windows対応のDAWソフト、STEINBERG Cubaseの最新版となる、Cubase Pro 10が発表された。

ピッチ/タイミング補正ツールのVariAudio3は、各セグメント上のドットをグラブできるスマート・コントロールの実装により作業効率が向上。チャンネル・ストリップ・モジュールのメーター装備や順番の入れ替えの対応、Mix Console内の設定を保存して、別のプロジェクト・ファイルで読み込めるスナップ・ショット機能の追加といった、ミキサー関連のアップデートも見られる。

そのほか、ボーカルのダブリングやリップ・シンクに便利なオーディオ・アラインメント機能、サイド・チェイン設定の簡略化などのアップデートが行われている。

また、VRコンテンツ制作用のツールSteinberg Virtual Reality Production Suiteも登場。プラグインのユーザー・インターフェースも一新され、ひずみ系エフェクトのDistroyerが追加されたほか、IRリバーブReverenceのIRデータも20種類増強された。

さらにダブステップやテクノ、映画音楽をはじめとした、幅広いジャンルのループなどを約5GB分収録するなど、利便性の向上だけではなくサウンド面も進化したバージョン・アップ内容となっている。

Cubase Pro 10(オープン・プライス:市場予想価格57,000円前後)
※アカデミック版、クロスグレード版もあり
※基本性能を継承したCubase Artist 10、Cubase Elements 10も通常版、アカデミック版がラインナップ
※従来のユーザーのバージョン・アップは https://www.steinberg.net/jp/shop/ で販売

製品情報
https://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/start.html

STEINBERG
Cubase Pro 10
オープン・プライス(市場予想価格57,000円前後+税)