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トラック制作向け機能を強化したPRESONUS Studio One 4発表

PreSonusStudio One

エムアイセブンジャパンは、PRESONUSのMac/Windows対応DAWソフト、Studio One 4日本語版を発表した。

新たにコード・トラックとハーモニー編集機能を搭載。ノート・データとオーディオのトランスポーズ、転調、コード置換がフレキシブルに行える。

ビートの作成用インストゥルメントはImpactからImpact XTにアップデート。スタッターやノート・リピートなどを搭載する、Studio One 4の新たなパターン機能と連携して使用可能だ。

サンプラー・インストゥルメントのSample One XTではStudio One内部のどこからでもサンプリングが可能に。ループやビートのスライス、カット、リバース、アレンジなど強力な機能を備えている。

そのほか、AAFファイル形式のサポート、Studio Oneソング・データのインポート機能、ナレーション編集やビートのマッシュアップに理想的なリップル編集モード、バージョン2のようなライトなルックスに変更できるカラー・スキームの拡充、ミックス・コンソールのデザイン変更など、ユーザーからのフィードバックが多数反映されている。

グレードは、64ビット・オーディオ・エンジンとマスタリングまでを統合した最高峰Professional、音楽制作にフォーカスしたミドルレンジArtist、そして使えるフリー・バージョンPrimeの3種類が用意される。
各種バージョン・アップ/アップグレード版、Professionalへ低価格で乗り換えることができるクロスグレード版、楽譜作成ソフトウェアNotionとのバンドル版もラインアップされている。

この新バージョンについて、Studio Oneユーザーである田辺恵二氏、砂原良徳氏のコメント・ムービーもいち早く公開された。

各グレードの機能

●Professional日本語版 DL版/42,800円、BOX版/43,800円、クロスグレード(DL版/32,800円、BOX版/33,800円)
64ビット・オーディオ・エンジン、コード・トラックとハーモニー編集、ソング・データのインポート、スクラッチ・パッド、統合的なマスタリング機能、VST/AU/ReWire対応、QuickTimeビデオ対応、AAF対応、Melodyne統合、Notionとの連携、エフェクト・プラグイン41種/バーチャル・インストゥルメント5種収録/Note FX 4種収録など

●Artist日本語版(PRESONUSハードにもバンドル) DL版/12,800円、BOX版/13,800円
パターン・ベースのアレンジ機能、フォルダー・トラック、トランジェント検出、グルーブ抽出/クオンタイズ、イベント・ベースのエフェクト、マクロ・ツール・バー、Melodyne統合、Notionとの連携、エフェクト・プラグイン30種/バーチャル・インストゥルメント5種収録/Note FX 1種収録など

●Prime日本語版(6月~7月提供開始予定)
トラック数無制限、パターンベースのアレンジ機能、マルチトラックMIDI/オーディオ編集、高度なオートメーション、MP3対応、リアルタイム・タイムストレッチ、Notionとの連携、Presence XTサンプラー&基本コンテンツ、エフェクト・プラグイン9種収録など

Studio One 4日本語ポータルサイト
https://www.mi7.co.jp/studioone/

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