最新技術を詰め込んだPAスピーカー YAMAHA DZRシリーズ

YAMAHADZRシリーズYAMAHADXS XLFシリーズ

YAMAHAは、フラッグシップ・パワードPAスピーカーのDSRシリーズの後継として、DZRシリーズを8月に発売する。DZRシリーズとの組み合わせを想定したパワード・サブウーファーDXS XLFシリーズ、これらのパッシブ版であるCZRシリーズ、CXS XLFシリーズも発売となる。価格はすべてオープン・プライス。

DZRシリーズ/DXS XLFシリーズは、96kHz処理の高性能DSPを搭載。クロスオーバーでは、リニアな位相特性を持つFIRフィルターを採用した独自のAdvanced FIR-X tuningを実施。振幅特性や位相特性を最適化し、分解能に優れた高音質を実現するという。また、プリセット、EQ、フィルター、ディレイ、ルーティングなどのパラメーターをグラフィカルなLCDで操作できることに加え、設定の呼出しや保存、USBでの共有など、利便性が格段に向上している。

DZRシリーズには、マルチバンド・ダイナミクス・プロセッサーのD-CONTOUR (Dynamic-Contour)を搭載している。これはアンプの出力レベルをリアルタイムに監視し、人間の聴感特性に合わせて振幅特性をダイナミックにコントロールする技術。音量にかかわらず、バランスの良い迫力のあるサウンドを提供するとともに、NORMAL/FOH MAIN/MONITORという3つのモードで、用途に合わせて最適な設定が行える。

DXS XLFシリーズには、サブウーファー専用の低域プロセッシングD-XSUBを内蔵。NORMAL/BOOST/XTENDED LFという3モードを備える。また、2台以上のサブウーファーの組み合わせで使用できるカーディオイド・モードでの使用も可能だ。

アンプは、新開発の高効率クラスDアンプを搭載。軽量かつコンパクトな筐体でありながら、 DZRシリーズで2,000W、 DXS XLFシリーズで1,600W(いずれもダイナミック・パワー)の高出力を実現し、 質感豊かな低音再生能力を備えるという。

そのほか、堅牢なキャビネット・デザインやHFホーンのローテート機能なども相まって、さまざまな状況の使用を想定した設計となっている。

CZR/CXS XLFシリーズ CZR/CXS XLFシリーズ

また、パッシブ・モデルのCZRシリーズ/CXS XLFシリーズに合わせ、同社のパワー・アンプPXシリーズに専用プリセットが供給される。

ニュース・リリース
http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/news_events/newsrelease/2018/0410_50_dzr_dxsxlf_czr_cxsxlf.jsp

DZR/DXS XLFシリーズ
http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/speakers/dzr_dxs_xlf/

CZR/CXS XLFシリーズ
http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/speakers/czr_cxs_xlf/

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