PCM/DSD対応のリファレンス・ステレオD/A、RME ADI-2 DAC

RMEADI-2 DAC

シンタックスジャパンは、768kHzまでのPCMと11.2MHzまでのDSDに対応するステレオDAコンバーター/ヘッドフォン・アンプ、ADI-2 DAC4月26日に発売する。価格はオープン・プライスで、市場予想価格150,000円前後+税。

発売中のオーディオ・インターフェースADI-2 Proをベースに、再生機能に特化したモデル。ライン・レベルでのアナログ出力はXLRとRCAピンを併装し、業務用機器と民生機、どちらとの接続も可能となっている。フロント・パネルには高出力なヘッドフォン端子と、インイア・モニター専用の出力端子を備える。

コンピューターとUSB接続して使うのが前提だが、S/P DIFコアキシャル&オプティカル入力も用意。またUSBはクラス・コンプライアント・モードに対応するため、APPLE iOSデバイスと組み合わせて使用することもできる(WindowsはASIOドライバーを使用)。

リスニング・ポイントから動くことなく操作できるワイアレス・リモコンも付属。電源、音量、入力選択、ミュートほか、20種類の機能/操作のアサインが可能だ。また、ADI-2 Proでは実装が見送られていたディスプレイ消灯機能も実装している。

クロックは、定評あるSteadyClockをさらに改良したSteadyClock FSを搭載。アナログPLL回路のアップデートを行い、DDSとPLLの両方を低位相雑音水晶発振器を参照させることで、セルフ・ジッターの低減に成功している。

製品ページ
https://synthax.jp/adi-2dac.html