BOSE、垂直指向性制御可能なMSA12Xなどを発表

BOSEは、6月にフロリダで開催されたInfoCommにて、新スピーカー3機種を発表した。いずれも今秋発売予定で、価格は未定。

Panaray MSA12X Modular Steerable Loudspeaker

Panaray MSA12X Modular Steerable Loudspeaker(以下MXA12X)は、12個の2.25インチ・フルレンジ・ドライバーで構成されたパワード・ラインアレイ・スピーカー。50Wアンプ×12とDSPを搭載し、デジタル制御による垂直カバレージ・パターンのビーム・ステアリング(指向性制御可変)を実現している。水平カバレージは160°。1つのアレイごとに2つの独立したビーム・ステレアリングを設定でき、音量との独立したコントロールが可能。最大10件の設定の保存/呼び出しに対応する。入力はDanteまたはアナログ。周波数特性は75Hz〜14kHz。

MB210 Compact Subwooofer

F1 Subwooferの特徴を受け継ぐ、10インチ・ハイエクスカーション・ユニット2基を搭載したサブウーファー。37Hzまでの低域再生を実現し、FreeSpace、Panaray、Roommatch Utilityシリーズとの組み合わせに最適なモデルとなっている。

MB210 Compact Subwooofer MB210 Compact Subwooofer

EdgeMax In-Ceiling Premium Loudspeakers

独自のPhaseGuideテクノロジーによって、90°または180°のカバレージを実現し、壁際の天井に埋め込むことが可能なシーリング・スピーカー。これによって少ない台数で優れた音質とカバレージを実現できるというメリットがある。垂直カバレージは非対称75°で、約2.5〜6mの天井高に最適な設計となっている。ハイインピーダンス(70/100V)にも対応。

EdgeMax In-Ceiling Premium Loudspeakers(カバーを外した状態)。左からEdgeMax EM90、EdgeMax EM180 EdgeMax In-Ceiling Premium Loudspeakers(カバーを外した状態)。左からEdgeMax EM90、EdgeMax EM180

●問合せ:ボーズ プロシステム事業部
https://probose.jp/