ユニークな音楽ソフトを開発するオーディオ・イーズの製品を日本で販売する新会社が設立

Audio Ease
音楽ソフトウェア「Altiverb」や「Speakerphone」などを開発してきたオーディオ・イーズ社の製品を日本で販売する新会社、フォーミュラ・オーディオが設立された。

オーディオ・イーズ(Audio Ease)社は、1994年にオランダのユトレヒトで設立。2001年に発売された、コンサートホールや部屋など実在する空間の残響ニュアンスを忠実に再現するソフトAltiverbによって、日本国内でもその名が認知されるようになった。2007年発売のSpeakerphoneは、雑踏の中での電波状況の悪い携帯電話による会話、フィードバックの効いた拡声器、スタジオで唸る1952年製ロカビリーギターアンプなど、世の中のあらゆる状況・環境でのスピーカーの音声を再現。これらの、ユニークな機能を持つソフトウェア製品群は、高品質で簡易な操作性も加わり、日本の音声/映像コンテンツの製作現場でも広く愛用されている。
今回設立されたフォーミュラ・オーディオ社は、そんなオーディオ・イーズの製品の輸入・販売を担当。これにより、日本国内で入手が容易になる。また、11月に行われる国際放送機器展「Inter BEE 2013」での出展も予定しているため、この機会にオーディオ・イーズの製品に触れてみよう。