DiGiCoから最大14台のI/Oラックを96kHzで接続できるデジタル・ミキシングコンソール「SD5」発売

DiGiCoSD5
DiGiCo(デジコ)より、フルカラー3画面搭載、最大14 台のI/Oラックを96kHzで接続し448chをループするネットワーク構築が可能なデジタル・ミキシングコンソール「SD5」が11月13日(火)に発売される。

SD5は、搭載されているステルス・デジタルプロセッシングにより、サンプリングレート96kHzに標準対応しているうえ192kHzの高解像度にも対応可能、原音を忠実に再現する。15インチのタッチスクリーン3面、レベルメーター2面を備え、全体を把握しながら簡潔かつ直感的に操作できる。左右の画面で別々のオペレーターが扱うような同時複数の操作も瞬時に処理するので、大規模なSRの現場や複雑な音響システムにも余裕を持って対応する。入力は124ch、出力はモノラル/ステレオ/LCR/5.1chを自由に構成可能な56系統のアサイナブルバス、24×24出力のマトリクスと豊富なバス系統を備える。また背面に電源を2つ搭載し、突発的な電源切れにも音を途切れさせずバックアップを稼動できる。

DiGiCo
SD5
オープンプライス
●入力チャンネル:124●ローカルI/O:マイク/ライン入力8、ライン出力8、AES/EBU入出力8●MADIインターフェース:3(75ΩBNCコネクター×12 リダンダント含む)●Optocoreインターフェース:1●MIDIインターフェース:In / Out / Thru●VGAポート:DB-15 ミニメス(解像度1024×768)×1●外部同期:ワードクロック、MADI、AES、Optocore、Video●USB2.0ポート:3●GPI:通常16系統(32系統まで拡張可能)●GPO:通常16系統(32系統まで拡張可能)●ヘッドホン出力:標準フォーンジャック×2、インピーダンス : 8~600Ω●サンプリングレート:192/96/48kHz (192kHz時のプロセッシング能力は半減)●AD/DA変換:24bit●周波数特性:20Hz~20kHz(±0.6dB)●寸法(W×H×D)、質量:1465×458×838、116kg