Roland
ストラトのボディにテレキャス、ハムバッキング、アコギなど5種類のギター音色モードを搭載
VG Stratocaster G-5
Fender®ストラトキャスターに搭載した「ディバイデッド・ピックアップ」で各弦からの信号を個別に送出することで、弦ごとに正確な音色を表現したG-5。スイッチの切り替えで「ノーマル・ストラトキャスター」「モデリング・ストラトキャスター」「テレキャスター」「ハムバッキング」「アコースティック・ギター」の5種類のモードに音色を変えられる。また、チューニング・コントロール機能によりさまざまな変則チューニングに瞬時に切り替えが可能な上、12弦ギターのモードもアコギ/エレキ両方で楽しめる。
デモ演奏を行った安達久美は「音色もチューニングも瞬時に切り替えられ、1曲の中で幅広いサウンドを表現できるようになった。使い慣れたFenderのストラトで、シタールなど手に入れにくい楽器の音が出せるのも楽しい」とG-5の魅力を語った。
色はブラック/3トーン・サンバーストの2種で、3月下旬発売予定。
また、V-Guitar System VG-99、Guitar Synthesizer GR-55にケーブル1本で接続、演奏でき、MIDI入力用ギターとしても活用できるストラトキャスターGC-1も登場した。
▲デモ演奏を行った安達久美 | ▲写真右がG-5、中央がGC-1 |
パッド/シンバル/スタンドに最上位グレードを採用したTD-30KV-S
コンパクトながら充実の構成TD-30K-S
自宅練習に最適なHD-3
電子ドラムV-Drumsは、V-ProシリーズからTD-30KV-SとTD-30K-Sが発表された。採用されている音源は「V-Drums Super NATURALサウンド・エンジン」を搭載したTD-30。打撃から発音までのレスポンスが高速化されたほか、打点の位置に応じた無段階の音色変化など、ドラマーの繊細な表現にも答えるサウンドを実現している。TD-30KV-Sはスネアに新開発のリム・センサーを備えたPD-128S-BC、タムにも同様のPD-128-BC/PD-108-BCを、キックはKD-140-BC、ハイハットはモーション・センサー部に新機構を採用したVH-13-MGを装備している。
クオリティはそのままに軽量・コンパクトな構成を実現したTD-30K-Sには、スネアに12インチのPD-125BK、タムにPDX-100、キックにKD-120BKを採用し、スタンドは新型のMDS-12Vで省スペース化をはかっている。
そしてV-Drums Liteからも新モデルHD-3が登場。幅90cm、奥行き120cmという面積にスネア、タム×3、クラッシュ、ライド、ハイハット、ハイハット・ペダル、キック・ペダルを構成している。ビーターレス・キックやメッシュ・ヘッド仕様のスネアで、自宅での使用に最大限配慮するための低振動・低騒音設計がなされている。
発売中のドラム練習ソフト「V-Drums Tutor DT-1」(Mac/Win両対応)や、ソーシャル・ツール「V-Drums Friend Jam」を活用してのトレーニングももちろん可能だ。
TD-30KV-Sのデモ演奏には山崎彰と村石雅行が、HD-3には高崎晃が登場した。
▲TD-30KV-Sのデモ演奏を行う山崎彰 |
▲TD-30KV-S |
▲TD-30K-S | ▲TD-30 |
▲HD-3 |
V-Drumsはもちろん、Jupitar80やV-Pianoなど電子楽器の再生に最適
CM-220/CM-110
高音質2.1chアンプCM-220/CM-110は、シルクドーム振動板とアルミ・ボイスコイルを採用したツィーター、アルミ蒸着グラスファイバー・コーンで中低域の太さをリアルに再現するウーファーなどにより、幅広い帯域をバランス良く再生する。また、オルガンなどの連続する入力信号やシンバルの強いアタック音などに対してスピーカーを自動的に保護するプロテクション・サーキットを装備し、さまざまな電子楽器の再生に対応している。
CM-220はサテライト・スピーカー50w×2とサブ・ウーファー100w、計200wのハイ・パワー・モデル。CM‐110はサテライト・スピーカー25w×2とサブ・ウーファー50wの構成でコンパクトなモデルとなっている。
サテライト・スピーカー用のスタンド「ST-CMS1」(税込価格6,930円)が利用可能。
▲CM-220 | ▲CM-110 |
▲スタンドに設置 |
デジタルピアノHPシリーズに新ラインアップ
HP507/HP505/HP503
タッチの強弱によって音量/音色の変化を無段階で実現する「スーパーナチュラル・ピアノ音源」、優れた連打性と表現力を持つ「PHAIII(プログレッシブ・ハンマー・アクションIII)アイボリー・フィール鍵盤」(HP503はPHAIIIアイボリー・フィールS鍵盤)、ダンパー操作による自然なペダル表現をかなえる「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を搭載している。
さらに、HP507とHP505には新技術「アコースティック・プロジェクション」を搭載し、HP507では計6つ、HP505では計4つのスピーカーで、グランドピアノのような自然で動きのある立体的な音場を再現した。
▲HP507 | ▲HP505 | ▲HP503 |
BOSS
マルチ・エフェクターのフラッグシップがついに登場
GT-100
ギター用マルチ・エフェクターGTシリーズの最高峰モデルであるGT-100は、オリジナル・アンプ「ADVANCED AMP」によるナチュラルなサウンドを8タイプ搭載している。名アンプを再現した「VINTAGE AMP」は17種類を装備し、新しいパラメーター「T-COMP」でコンプレッション感の操作も自在。デュアル・ディスプレイによる操作/設定のしやすさも魅力だ。
デモ演奏を行った高崎晃は、「GT-100はよりナチュラルな音色を実現している、使えるモデル」と話した。
▲GT-100 |
カラー表示のクリップ式チューナー
TU-10
TU-10は、ギター・ヘッドに装着できるクリップ式のクロマチック・チューナー。カラー画面の視認性の高さや、ピッチが合うと画面上でチューニング完了を知らせるアキュピッチ・サイン機能を搭載しているなど、コンパクトで使いやすいモデルだ。シルバー/ブラック/メタリック・レッド/メタリック・ブルー/メタリック・ブラウンの全5色をラインアップしている。
▲TU-10 |
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