コルグのダンス・ミュージック・ギア「KORG iELECTRIBE for iPad」は、世界初のiPad専用楽器アプリとして2010年4月にリリースされ、今や定番のアプリとして定着した。今回発売された「KORG iELECTRIBE Gorillaz Edition for iPad」は、「KORG iELECTRIBE for iPad」の基本性能はそのままに、「Gorillaz」のグルーヴを生成するためにカスタマイズされたモデルだ。上の画像でわかるとおり、画面もユニークなビジュアルとなっている。
2011年4月18日よりAppStoreでダウンロード販売開始。特別価格1,200円で、10,000本のみの限定販売となる。
iELECTRIBE Gorillaz Edition for iPadの主な特徴
KORG x Gorillaz によるiELECTRIBEスペシャル・エディション
Gorillazエディションは、直感的なビートメイキングが可能な「iELECTRIBE」の基本性能をそのままに、Gorillazのグルーヴを生成するためにカスタマイズされた、新しいリズム・マシン。Gorillazの最新アルバム『The Fall』の素材を使ってGorillazならではのジャンルレスな音楽を作ることができ、Gorillazファンならずとも楽しめる製品に仕上がっている。
シンセサイザー音源に128種類のGorillazサウンドを搭載
シンセサイザー音源には、Gorillazの最新アルバム『The Fall』で実際に使用されたサウンドを厳選して搭載(大ヒット・シングル「Doncamatic」で使われたコルグ会長故加藤孟氏の声も収録)。楽器カテゴリ別に分類された8つのパートそれぞれに16音色、計128音色を装備。16個のステップ・ボタンを使って音色を切り替える「GorillazWave」機能によって、音色選択が演奏の一部であるかのように、直感的な操作でサウンドを操ることができる。
Gorillazのグルーヴを再現する64種類のプリセット・パターン
Gorillazの最新アルバム『The Fall』の代表的なパターンを32種類、Gorillazエディションのために新たに作られたリミックス・パターンを32種類、計64種類のプリセットを搭載。全てのパターンは、4thアルバムとなる『The Fall』を共同プロデュースしたステファン・セドウィックを筆頭にGorillazとコルグから成る強力なサウンド・チームによって制作されている。
Gorillaz(ゴリラズ)
世界で最も成功をおさめたバーチャル・バンドGorillazは、リーダーのぶった斬りベーシスト:マードック・ニコルス、青空美少年ボーカリスト:2D、日本のガール・ギタリスト:ヌードル、破壊魔ドラマー:ラッセル・ホブスによって1998年に結成された。2001年3月、Gorillazはデビュー・アルバム『Gorillaz』を発売し、全世界から絶賛された。2005年には、グラミー賞にノミネートされた2ndアルバム『Demon Days』によって、音楽と映像のイノベーションにおける名声を確固たるものとした。2010年に発売された3rd アルバム『Plastic Beach』も2011年度のグラミー賞とブリット・アワードにノミネートされた。最新アルバム『The Fall』は、昨年のクリスマスにファン・クラブだけにプレゼントされた作品だったが、遂に4月16日にLPレコードとして発売、18日からはCDとダウンロード販売が開始される予定(日本でのCD 発売は4月20日予定)。
- Gorillaz と『The Fall』については:http://emimusic.jp/gorillaz/