NHK電子音楽スタジオの電子音楽の数々を鑑賞する公開講座が、東京工科大学蒲田キャンパスで6月11日(日)に開催される。
NHK電子音楽スタジオは、1954年に世界最先端の電子音楽スタジオとして設立。1999年の閉鎖に至るまで、作曲家とエンジニアが一体となった活動によって一連の電子音楽作品を生み出し、電子音楽史に大きな足跡を残した。
今回の講座では講師として「音の始源(はじまり)を求めて」を主宰する音楽プロデューサー/エンジニアの日永田 広氏が登壇。「音の始原を求めて」は、エンジニアの目線からNHK電子音楽スタジオで制作された作品を捉え、CDとしてリリース/紹介する活動を行っている。
「音の始源を求めて presents NHK電子音楽スタジオの遺産 〜過去の遺産は、実は、未来への扉なのかもしれない〜」
- 主催:東京⼯科⼤学デザイン学部
- 日時:2023年6月11日(日) 15:30〜17:00(15:00開場)
- 会場:東京工科大学蒲田キャンパス(東京都大田区)
3号館地下1階 地下ホール(3B110) - 講師:日永田 広氏(エンジニア/音楽プロデューサー/「音の始源を求めて」主宰)
- 一般参加:無料(Webより申込受付)先着200名
申込サイト
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza2.html
関連サイト「音の始源を求めて」
http://sound3.co.jp/denshi-ongaku/
日永田 広
大阪芸術大学音楽学科音楽工学専攻、元NHK電子音楽エンジニア塩谷宏、ディレクタ上浪渡に師事。卒業後、コジマ録音を経て、サウンドスリー設立/現職。『さわやか3組』をはじめ、NHK教育〜Eテレ番組のテーマ音楽および楽曲制作、三宅一生ファッションショー音楽制作、伊勢丹全店他伊勢丹グループ 店内音楽の選曲/サウンドプロデュース、東京国際フォーラム開演チャイムなど、多数のサウンドデザイン業務に携わる。