![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194838.jpg)
SUNRIZEは両国駅から徒歩圏内に位置し、渋谷や下北沢といったエリアに比べ、ライブ・ハウスが少ない都内の東エリアの音楽シーンを盛り上げるべく、営業を行っている。店長の池田浩之氏にサービスの心得を聞いた。
「お客さんの意見に耳を傾け、マイナー・チェンジを繰り返すことを心掛けているんです。例えば、バンドの転換時にお客さんが退屈しないよう、サブステージを用意してアコースティック演奏をできるようにしています」
店のオープン初期から音響担当をしている岩田豊氏は、現況のサウンド・システムについてこう語る。
「機材の更新を続け、今年の3月にJBL PROFESSIONAL SRX835PとSRX828SPをメイン・スピーカーとして導入したことで、良い音をPAできるという確信を得ました。メイン卓は音の立ち上がりが速いYAMAHA M7CLを使用していますが、以前のスピーカーでは経年劣化もあり、出音がひずみやすくなっていたんです。そろそろ潮時かというところで、JBL PROFESSIONALから話題の新製品SRX800 Seriesが出ることを知り、まず発売前に試用してみました。実際に音を出すとフラットな音質でM7CLとの相性が良く、周波数特性の良さから、今まで表現しづらかった40〜50Hzなどの帯域がしっかり聴こえるようになったんです。それからAMCRON製のパワー・アンプを内蔵しているので出力の量感が素晴らしく、まるで地響きのような低音を感じられますね」
スピーカーをリプレイスしたことによる周囲の反応について岩田氏は「最初にこのシステムでライブをしたのは、定期出演してくださるアイドル・グループでした。いつもの曲を流した際の出音の違いにイベンターの方はとても驚かれていましたね。前スピーカー・システムの半分の導入コストで、お客さんや運営サイドを満足させてくれるテクノロジーの進歩には目を見張るばかりです」と話す。
ライブ・ハウスとしてより良い環境を作ることに力を注ぐSUNRIZE。全国でいち早く導入したスピーカー・システムのサウンドを、ぜひ体感してみてほしい。
![▲JBL PROFESSIONAL SRX835P。日本での導入は初となる事例だ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194821.jpg)
![▲サブウーファーのJBL PROFESSIONAL SRX828SP。SRX835Pを積み上げている](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194825.jpg)
![▲メイン卓のYAMAHA M7CL。音響担当の岩田豊氏いわく、「“SENDS ON FADER”という機能がすごく便利ですね。モニター・ミックスを作る際に、つまみではなくフェーダーでセンド・レベルを決められるので微妙な調整がしやすいんです」とのこと](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194829.jpg)
![▲バー・カウンター。世界各国のビールが豊富に用意されている](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194832.jpg)
![▲音響担当の岩田豊氏(左)と店長の池田浩之氏(右)。ハンガーにかかっているTシャツはSUNRIZEのオリジナルのものだ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/snrec/20220901/20220901194835.jpg)
EQUIPMENT LIST
■MAIN CONSOLE:YAMAHA M7CL
■MAIN SPEAKER:JBL PROFESSIONAL SRX835P、SRX828SP
■MONITOR SPEAKER:ELECTRO-VOICE TX1152FM、etc.
■POWER AMPLIFIER:AMCRON MA-2402
■MICROPHONE:AKG D5、D40、SHURE SM57、SM58、Beta 58A、etc.
両国SUNRIZE
〒130-0026 東京都墨田区両国4-36-6ガラス会館B1階
Tel:03-5600-7337
Web:http://www.livehousesunrize.jp/