LEWITTから、“AURAセンサーテクノロジー”により、カメラのオートフォーカスのように距離に応じて音量や音色を自動調整するコンデンサーマイク、RAY(53,000円)が発売された。
AURAセンサーテクノロジーでは秒間5回の頻度で話者や歌唱者などの発音源との距離測定を行い、マイクとの距離により増減が予測される周波数成分を自動補正しつつ、音量もコントロールするという。
さらに“MUTE by Distance”機能により、設定値よりマイクから離れれば音声がミュートされ、近づけばミュートが解除になるという使い方も可能。ミュートされている間はインジケーターが点灯するので、状態を目で確認することができる。
RAYは、LEWITTのベストセラー・スタジオ・マイクロフォンLCT 440 PURE(40,150円)をベースに開発されており、48Vファンタム電源で駆動。1インチラージダイアフラムを採用したカーディオイド(単一指向)仕様で、ノイズが8dB(A)と少なく、最大131 dB SPLの入力に対応できる。
なお、日本限定でLEWITT RAYユーザーにiZotopeのAIオーディオエンハンサーソフトVEAが無償で提供。収録したオーディオデータから空調などのバックグラウンドノイズを除去したり、声にさらなる存在感を与えることが可能となる。