Sonnoxから、コンプレッションをはじめとするダイナミクス処理をワンストップで行えるプラグインエフェクト、Vocaがリリースされた。通常価格18,700円のところ、10月11日(水)までイントロ・プライスの14,300円で販売される。Mac/Windows、AAX Native/AU/VST3に対応。
ボーカル曲におけるコンプレッション処理にはスキルとノウハウが求められるが、それを容易に行えることを目的に開発。通常は複数のプラグインを駆使して整え、正確な判断が求められる処理を迅速に実現する。
コンプレッションモジュールは、FETコンプ+オプトコンプなクラシックなコンプレッサー2種の組み合わせからインスパイアされて設計。サチュレーション機能でボーカルの密度や前後位置も併せてコントロールできる。この2つはX/Yコントロールで直感的に操作可能だ。
また、シビランス(子音)をコントロールする「Soften」も用意。ボーカルをスムーズに整えてミックスになじませるのと同時に、ボーカルのパワー感や存在感を保つことができる。
さらに、コンプレッション前段でボーカルの音量を整えるAuto-Input Volumeも搭載。フレーズやセクション全体でのボリュームを一定に保つことで、オートメーションやクリップゲインの調整時間を短縮するとともに、あらゆるセクションでバランスの取れたボーカルに仕上げることができるという。
そのほか、レコーディング時にVocaを通してモニタリングする際、プラグインでの遅延をゼロにするRecording Modeも用意されている。