音響拡散体「オトノハ」10月に発売〜黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用

オトノハ ヘッダー

 ヒビノグループの日本環境アメニティは、黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用した特許取得済みの音響拡散体「オトノハ」を10月2日より発売する。ラインナップは、設置や持ち運びに便利なプラスチック(ABS樹脂)製のIvy wall(10,780円:ホワイトグレーとグレージュの2色)と、黄金比と黄金角をふんだんに利用し、より音の散乱機能を高めた3Dプリンター(ナイロン)製のContainer garden(151,800円:受注生産/納期は3〜4週間)。

左からIvy wallホワイトグレー、同グレージュ、Container garden

左からIvy wallホワイトグレー、同グレージュ、Container garden

 植物が太陽光を最大限に受けるために、黄金角で葉を展開することにヒントを得て開発。デザインは木箱に寄せ植えした植物をイメージしている。水平方向の散乱にのみ着目した音響拡散体が多い中、オトノハは黄金角を利用し、立体を3 次元的に、螺旋状に配置することで、音を球状に散乱。それにより、自然でクリアな音空間の創出し、少ない個数でも十分効果を発揮する機能を有しているという。

 Ivy wallは、300mm四方、奥行42.5mm、約600g。フラットな背面にフックを引っ掛けるための穴と、四隅にねじ穴を用意する。軽量で丈夫なためレイアウトの自由度が高く、中継車や臨時の作業場など現場移動にも容易に対応できる。

オトノハ Ivy wallの背面

オトノハ Ivy wallの背面

 Container gardenは200mm四方、奥行き60mm、約875g。その精密な形状から、小さいながらも優れた散乱効果を発揮。設置の簡便さ、室内の雰囲気を邪魔しないデザイン、少ない個数で十分発揮する機能性の高さが特長としている。

オトノハ Container gardenは3層構造を持つ(画像はCG)

オトノハ Container gardenは3層構造を持つ(画像はCG)

 

 

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