YAMAHAは、スリムで軽量なボディに高品位なピアノ音を搭載したPiaggero（ピアジェーロ）の新機種、NP-15とNP-35（いずれもオープンプライス）を6月27日(火)に発売する。どちらもブラックとホワイトの2色展開。USB オーディオ／MIDI機能を備えており、DTM用キーボードとしても使用可能だ。
【7/27付記】『サウンド＆レコーディング・マガジン2023年9月号』New Products Previewに掲載した市場予想価格に誤りがありました。読者ならびに関係者の皆様にお詫び申し上げます。販売価格は下記をご参照ください。
Piaggeroは、Piano（ピアノ）と「軽やかに」を意味する音楽用語「leggero（レジェーロ）」を組み合わせた造語。「場所を選ばず手軽にピアノサウンドを楽しみたい」というニーズに応えるため、持ち運びしやすいスリムで軽量なボディに高品質なピアノ音色を搭載している。電源は付属のACアダプターまたは単3電池✕6本（別売り）の2電源方式を採用する。
NP-15はコンパクトな61鍵モデルで本体重量5.2kg。NP-35は低音域は重く、高音域は軽いタッチを実現したグレードソフトタッチ鍵盤を採用する76鍵モデルで、本体重量6.0kg。8✕12cmの楕円形スピーカーを左右に配置する。NP-15のアンプ出力が2.5W✕2なのに対し、NP-35は6W✕2と出力が高く、よりパワフルなサウンドで演奏が楽しめる。
どちらのモデルも、音色はYAMAHAフルコンサート・グランドピアノからサンプリングしたピアノ音色をはじめ、エレピ、オルガン、ストリングス、パッドなど15種類を内蔵。2つの音色を組み合わせるデュアル音色での演奏も行える。音色ボタンには白／オレンジ／青の3色LEDが搭載されており、音色選択がより直感的に行えるようになった。
本体の操作をスマートフォンやタブレットで行えるSmart Pianist、演奏動画の撮影／編集／アップロードが簡単に行えるRec'n'ShareといったiOS/Androidデバイス用アプリも使用できる。
