一般社団法人JDDA/Japan Dance Music DJ Association は、一般社団法人日本レコード協会（RIAJ）、一般社団法人日本音楽著作権協会（JASRAC）、株式会社NexToneと連携し、著作権／著作接権の権利者から特別な了承を得て、7月17日より半年間、DJプレイのライブ配信事業を行うと発表した。この取組に賛同するRIAJ 会員レコード会社の邦楽レコード音源を使用。Japan DJ net の登録メンバーかつ、JDDAが職業DJと認定したDJが参加する（文化庁“文化芸術活動の継続支援事業”の受給者、東京都“アートにエールを！東京プロジェクト”（個人型）による支援対象者（動画掲出者）も参加対象となる。
新型コロナウィルス流行の影響から、DJによるインターネット配信の機会が増えているが、こうした取り組みに対する円滑な著作権／著作隣接権の許諾手続きが定まっていないために、権利処理があいまいなまま配信が行われている場合もあるのが事実だ。JDDAでは適切な権利処理をもってDJ配信でレコード音源を使用する先駆けとなるべく、すべての著作権者／著作隣接権者の権利を適切に守りながら、このライブDJ配信事業に取り組むと謳っている。
JDDAでは、毎週金曜、土曜の20〜23時と、祭日などの特別配信を含め、半年間で約50回の配信を予定。JDDA がJ-Waveのポッドキャスト配信を行う“SPINEAR”内に設けた、特設サイト“Japan DJ net Online”にて配信される。
JDDA代表理事：Watusi (COLDFEET)コメント
100年ぶりとも言われる新型コロナウィルス禍で大変厳しい状況に置かれているDJ 達に著作権・著作隣接権の権利者の皆様から半年間、画期的な特別措置を講じて頂きました。100年を超える商業用レコードの歴史ではラジオ、テレビでの利用という大きな節目がありました。今回の事業を通じて新型コロナウィルス禍とインターネットの時代に即した、円滑で調和が取れたレコード音源のインターネットでの利用という新領域を開拓し、権利者や DJ のみならず様々な表現者に寄与したいと思います。
Japan DJ.net -ONLINE-
主催：一般社団法人JDDA
制作：VIVID DIGITAL LIMITED
協力：一般社団法人レコード協会、一般社団法人日本音楽著作権協会、株式会社NexTone、AlphaTheta株式会社
