STEINBERG楽譜作成ソフトDoricoがアップデート

SteinbergDorico

ヤマハミュージックジャパンは、STEINBERGの楽譜作成ソフト、Dorico ProおよびDorico Elementsの最新版となるバージョン3を発表し、ダウンロード販売を開始した。パッケージ版も順次発売される予定。いずれもオープン・プライス。Mac(macOS 10.12 Sierra以降)/Windows(Windows 10)に対応する。

バージョン3では、ワンクリックで指揮者用コンデンス・スコアを作成する機能を搭載したほか、タブ譜をはじめとするさまざまなギター奏法の記譜や、ハープ・ペダリングの解析に対応。また、ベロシティやピッチ・ベンドのグラフィカルな編集を含む再生機能の拡張やコーラス・ライブラリーSOUNDIRON Olympus Choir Micro同梱、コメント機能の追加など、快適な楽譜作成のためのアップデートが成されている。

STEINBERG_Dorico3Tab

フル版のDorico Proに対し、Dorico Elementsは、 最大12のプレーヤーをサポート。音源ライブラリーとしてHalion Symphonic Orchestraがバンドルされない(Halion Sonic SE Factory Contentsのみ付属)などの違いがある。

Dorico Proは通常版のほか、MAKEMUSIC FinaleやAVID SIberiusユーザーに向けたクロスグレード版、学生/教員を対象とするアカデミック版、クロスグレード・アカデミック版の4種類がラインナップ。Dorico Elementsも通常版に加え、アカデミック版が用意されている。

また、Dorico、Dorico Pro 2、Dorico Elements 2からのアップデート/アップグレードはSteinberg Online Shopで購入可能だ。

なお、2019年8月8日以降にDorico Pro 2またはDorico Element 2をアクティベートしたユーザーは、MySteinbergを通じて最新版を入手できる。

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