MOTU、DP9を2回に分けて無償アップデート

MOTUDP9

MOTUは、2016年3月まで、6月までの2回に分けて、DAWソフトDP9の無償アップデートを行うと発表した。3月までに行われるのはワークフローの強化。主に以下の2点が挙げられる。■トラックセレクターでの可視トラック・セットの保存/呼び出しが可能に。これによりトラック・オーバービュー、シーケンス・エディター、ミキシング・ボードなどの画面で、トラックの表示/非表示が行えるようになった■BLACKMAGIC DESIGNやAJAなど、サード・パーティ製ハードウェアでのビデオ再生に対応 また、6月までには以下の4点を含めたバージョン・アップがなされる予定だ。■次世代Pre-genエンジン。プラグインの処理結果を自動的にトラックへプリレンダリングするPre-genが進化。あるベンチ・テストでは、他社DAWと比較して最大4倍ものプラグイン・インストゥルメントが使用できたという■ホスト・バッファーのレイテンシーを従来の半分まで低減。MOTU 1248 Thunderboltとの併用時に、ラウンド・トリップ(往復)レイテンシー1.39msを実現する(96kHz/32サンプル・バッファー)■SMPTE-Zプラグイン。Stillframeオプションを使うことで、DPの転送が停止している状態(1フレーム内にとどまっている状態)でもタイム・コードを継続的に生成することが可能■ハードウェア・インサート・プラグイン。Pingボタンを押すことで、ハードウェアを介在することでのレイテンシー合計を自動的に計算し、補正。アウトボードをDPのエフェクト・チェインへと簡単に取り込むことが可能になる リリース情報
ハイ・リゾリューション デジタルレコーディングFacebook より
https://www.facebook.com/DigitalRec.HighResolution.Japan/posts/966571313437699製品情報
MOTU DP9:オープン・プライス(市場予想価格:65,000円前後)
http://www.h-resolution.com/motu/dp9_overview.php

MOTU
DP9
オープン・プライス(市場予想価格65,000円前後)