【書籍】Cubaseで学べる自宅マスタリング指南書「DAWではじめる自宅マスタリング」発売

リットーミュージックは、DAWではじめる自宅マスタリング 〜ミックス段階から「楽曲タイプ」別に徹底解説!を2016年9月8日に発売する。本書は、2011年に発売された「DAW自宅マスタリング」の改訂版で、楽曲の仕上げに欠かせない制作工程マスタリングを、DTMerの目線で解説していく。「歌もの」「打ち込み」「生音」「インスト」の4タイプの素材を、STEINBERG Cubase Pro 8.5のプロジェクト・ファイルとオーディオ・データの両方でダウンロードが可能。Cubaseプロジェクトは付属プラグインを設定済みなので、すぐにエフェクトの効果を確認することができる。その他のDAWソフトでもオーディオ・データを読み込み、本書の解説通りに操作を行い、マスタリングを実践することができる。 

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ミックス段階から「楽曲タイプ」別に徹底解説!
著者 江夏 正晃
定価 2,160 円(本体2,000円+税)
仕様 B5判/240ページ
ISBN 9784845628353
Webページ http://www.rittor-music.co.jp/books/15317125.html【CONTENTS】■ PART 1 マスタリングの基礎知識chapter 01 マスタリングは音を良くする魔法の粉ではない
◎マスタリングの真の目的を理解しよう
◎現代におけるマスタリングの意義chapter 02 レコーディングとミックスがマスタリングにとって重要な理由
◎レコーディングが最終音質を左右する
◎最終形を見据えたミックスを心掛けようchapter 03 自宅マスタリングのためのシステム構築法
◎必要な機材とは?
◎モニタリング環境を整えようchapter 04 オーディオ・フォーマットの適切な設定方法
◎デジタルの音声を理解しようchapter 05 周波数の感覚を身に付けてバランス上手になろう
◎音にはさまざまな周波数が含まれている
◎周波数エクササイズ①~高域編
◎周波数エクササイズ②~低域編
◎周波数エクササイズ③~中域編chapter 06 音圧の感覚を体得しダイナミクス豊かな音楽に
◎コンプレッサー的発想による“音圧アップ”
◎RMSメーターを使おう
◎音圧のカラクリを体感する■ PART 2 マスタリングのためのミックス技法chapter 07 ミックスを見つめ直すための重要チェック・ポイント
◎楽曲の方向性を4タイプにカテゴライズ
◎周波数バランスと定位の基本
◎フェーダー・ワークの重要性
◎ミックス時の音圧設定
◎ステム・ミックスを作ろうchapter 08 歌もの系ミックスのチェック・ポイント
◎コンセプト~歌とバックのバランスを考える
◎歌もの系ミックスの攻略法
◎歌もの系ミックスの素材解説chapter 09 打ち込み系ミックスのチェック・ポイント
◎コンセプト~低域重視のバランス
◎打ち込み系ミックスの攻略法
◎打ち込み系ミックスの素材解説chapter 10 生音系ミックスのチェック・ポイント
◎コンセプト~ライブ感を尊重しよう
◎生音系ミックスの攻略法
◎生音系ミックスの素材解説chapter 11 インスト系ミックスのチェック・ポイント
◎コンセプト~各楽器を同等に聴かせよう
◎インスト系ミックスの攻略法
◎インスト系ミックスの素材解説chapter 12 イコライザーのカット・ワーク
◎フェーダー・ワークで解決困難な場合の秘策chapter 13 ミックスにおけるコンプレッサーのテクニック
◎動作原理を理解しよう
◎ドラスティックな効果を求める場合chapter 14 2ミックス・ファイルのバウンス方法
◎高音質ファイルを書き出すのが基本
◎リミッターの活用方法■ PART 3 楽曲タイプ別マスタリングchapter 15 マスタリング用のDAWプロジェクトを作成
◎ミックスとマスタリングでプロジェクトを分けるchapter 16 音圧や音質を参照できるリファレンス曲を準備
◎明確なコンセプトを持つためにchapter 17 スペアナを活用しよう
◎音の周波数特性を可視化する便利ツールchapter 18 最初は“おおまか”に音圧を稼いでいこう
◎リミッターで音圧アップ
◎コンプレッサーで音圧アップ
◎マルチバンド・コンプレッサーで音圧アップchapter 19 EQによる音質調整は低域と高域がポイント
◎なぜイコライジングが必要なのか?
◎イコライジングを実践してみようchapter 20 定位の確認とステレオ音場の広げ方
◎音圧を稼げないときは定位を再確認chapter 21 マキシマイザーで最大RMS値− 8dBを目指す
◎マキシマイザー登場chapter 22 MSも面白い!
◎MidとSide でステレオ感をコントロールPART 4 用途別マスタリングchapter 23 とにかく音圧が欲しい場合
◎EQでの下ごしらえが大切chapter 24 ハイレゾ等の高音質を最優先したい場合
◎広いダイナミクスを確保することが大切chapter 25 ミックスに戻れないときの対処法
◎オートメーションで音量をコントロールchapter 26 ライブ用のオケに使いたい場合
◎ダイナミクスとヘッドルームに余裕を持たせよう■ PART 5 マスタリング用プラグインを活用chapter 27 OZONEの魅力
◎魅力的なプロセッサーを多数搭載したマスタリング・ソフト
◎主要プロセッサー紹介chapter 28 OZONEで実践
◎音圧重視のアプローチ
◎音質重視のアプローチchapter 29 その他のお薦めプラグイン
◎ビギナーに使ってほしい9選■ PART 6 CD&配信用ファイルの作り方chapter 30 アルバム制作時における複数楽曲のマスタリング
◎1トラックに1曲ずつ読み込む
◎コンピレーション作品のマスタリングchapter 31 マスタリング済みファイルのバウンス方法と曲間について
◎マスター・ファイルを作る
◎曲間の設定についてchapter 32 CD用ファイルへのコンバートとライティング方法
◎16 ビット/ 44.1kHz のファイルを作成
◎ディザーの効果を体験!
◎CDライティングの方法
◎DDPについてchapter 33 ネット配信について
◎配信サイトと配信フォーマットchapter 34 商品として市場へ流通させるCD&配信用ファイルの作り方
◎CDやファイルに各種情報を埋め込むchapter 35 CDマスタリングが終了した後の作業
◎CDデータベースへの登録■ PART 7 マスタリング・エンジニア対談◎森崎雅人×江夏正晃■ COLUMN
“音圧”と“良い音”を考えさせられる1曲
音圧リファレンス・ディスク・ガイド1~5