キーボード付きサンプラーS-50を1986年に発売し、サンプリング音楽市場に参入したRoland。ヒップホップやエレクトロを意識した1992年のDJ-70以降、シーケンサーやサンプル・トリガー・パッドを打ち出す製品が次々と生まれた。2021年には、SPシリーズの最新モデルとなるSP-404MKIIが登場。鮮明なOLEDディスプレイと高速な起動・読み込み時間を実現し、16GBの内蔵ストレージや32ボイスのポリフォニーなど、現代の制作環境に対応した機能が多数搭載された。
数々の機能拡張が行われたSP最新機
2021年に発売されたSP-404の最新モデル。SP-404らしい操作性やデザインはそのままに、数多くの機能アップデートが施されている。パッドは4×4となり、ベロシティに対応。SP-404SXでも人気のSPエフェクトに加えて、新規エフェクトも搭載。時間をさかのぼってサンプリングできるスキップ・バックやDJ Modeなど、多彩なシーンで活用できる機能性も備えている。
パネル上部の4つのツマミやフェース・プレートは交換することができ、サウンドだけでなく見た目で個性を演出できるのも魅力。