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【特集】私の愛するヘッドホン2024〜オカモトショウ(OKAMOTO'S)がアイディア出しに活用するDYSON Dyson Zone

オカモトショウ

現代の音楽制作に欠かせないツールとなったヘッドホン/イヤホン。「制作の大半をヘッドホンでこなす」と言うクリエイターやエンジニアが増えており、それに呼応するように各メーカーからも魅力的な製品が登場している。ロック・バンドOKAMOTO'Sのボーカリスト=オカモトショウが、アイディア出しに活用するヘッドホンDYSON Dyson Zoneは、なんと空気清浄機付きの一品だ。  

DYSON Dyson Zone

DYSON Dyson Zone

 イギリスの家電メーカーDYSONが開発したBluetooth接続のヘッドホン。8個のマイクを使ったアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能を搭載し、最大50時間再生可能なバッテリーを内蔵する。専用アプリMyDysonによる空気質や音質の管理にも対応。   

【SPECIFICATION】
●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー径:40mm ●周波数特性:6Hz〜21kHz ●マグネット:ネオジム ●インピーダンス:16Ω ●Bluetooth規格:5.0 ●製品全体でのノイズ低減:最大40dB ●重量:670g

アイディアを生む空気清浄機付きヘッドホン

 Dyson Zoneは、知り合いからもらいました。耳のところにフィルターが付いていて、奇麗になった空気が口元のアタッチメントから出てくるんです。専用アプリでは音量確認やEQ調整のほかに、空気をどれぐらい浄化したかなども見られます。

 Bluetooth接続対応だから、作業スペースをどんどん変えたり、ミックス後に携帯でパッと聴くようなスピード感にも対応できます。

 しかも、音が良い。大きい音量でもヘッドルームに余裕があるから広い部屋で聴いてるような気持ちになれるし、音に迫力もあります。

非接触シールドの内側

Dyson Zoneのヘッドホン部分に取り付ける非接触シールドの内側。このほか、フェイス・カバーも同梱されている

イヤー・カップ

イヤー・カップは人間工学に基づいて設計されていて、8つのマイクを使ったアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能を搭載。内側には、交換式の静電活性炭フィルターが収納されている。

 自分は19歳でデビューしたときから、モニター・ヘッドホンはスタジオにあったSONY MDR-CD900STを使っていて、自分の耳と脳みそがある程度それに合わせてチューニングされているので、今も制作中のバランス確認などにはMDR-CD900STを使っています。

SONY MDR-CD900ST、BANG & OLUFSEN Beoplay EQ。

写真左は、オカモトがデビュー当時から使用しているSONY MDR-CD900ST。現在も制作中のバランス確認は本機で行っている。右は、移動中のリスニング用によく使うというBANG & OLUFSENのワイヤレス・イヤホンBeoplay EQ。「イヤホンだとコンプも込みで聴く快感がある」という

 だけど、自分が作ったデモにもう一歩アイディアが必要かを確かめるにはDyson Zoneが良いんです。最近も制作中の曲で、コード弾きのギターで始まってバンド・インするイントロをこれで聴いたらあまり快感を感じなくて、何個かアイディアを試した結果、ギターとベースのリフがハモるところに歌を乗せることにしました。歌詞を詰めるときもリスナー目線で聴き返すのに使っています。各パーツの質も良くて手を抜いてない。だから、音が良いってみんな知ったほうが良いと思います。

オカモトショウ(OKAMOTO'S)

オカモトショウ(OKAMOTO'S)
1990年生まれ、ニューヨーク出身。4人組ロック・バンドOKAMOTO'Sのボーカリスト。ソロ活動も行い、2021年にはソロ・アルバム『CULTICA』をリリースした。2025年1月にはOKAMOTO'Sの最新アルバム『4EVER』をリリース予定。

Recent Work

『Song 4 You』
OKAMOTO'S

(Sony Music Labels)

 

製品情報

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