入場無料!細野晴臣の企画展『細野さんと晴臣くん』 6月30日まで開催

細野さんと晴臣くん

 日本の音楽史を更新し続けてきた細野晴臣の軌跡と進行形の活動を伝える55周年プロジェクト『HOSONO MANDALA』。その第1弾として、企画展 『細野さんと晴臣くん』が、細野の母校である立教大学池袋キャンパス内の洋館、ライフスナイダー館にて開催されている。期間は6月30日まで。

ライフスナイダー館

会場のライフスナイダー館。1926~27年にかけて当時の立教学院総理、ライフスナイダーの邸宅として建設された洋館だ(撮影:編集部)


“細野さん”と“晴臣くん”が対話する4つのテーブル

 過去の細野が描いたノートの落書きに、現在の細野が言葉を添えていく形式の本展示。映画、音楽、漫画など、4つの展示から少年時代の細野が何を考え、嗜好していたのかをたどることができる。

『Dialogue 1 映画と 晴臣くん』のテーブル

『Dialogue 1 映画と 晴臣くん』のテーブル。それぞれカテゴリーが分かれた4つのテーブルが展示されている(撮影:編集部)

 各テーブルの特定の場所では、耳を付けると細野の歌声が聴こえてくるというインスタレーションを展開。企画編集・デザインを行った三澤遥(日本デザインセンター三澤デザイン研究室)による趣向が随所に現れている。また、細野が高校時代に活動していたフォークバンド、オックス・ドライヴァーズの曲も世界初公開されている。

入場時に配布されているリーフレット

入場時に配布されているリーフレットを開くと耳のイラストが描かれている。“LIVE NOW”の表示を目印に耳を当てると、細野の歌声が聴こえてくる(撮影:編集部)

テーブルに耳を当てる細野。左は企画編集・デザインを行った三澤遥

テーブルに耳を当てる細野。左は企画編集・デザインを行った三澤遥

 開催に先立って、5月30日にはオープニングレセプションが実施され、細野と原田郁子(クラムボン)のデュオによるミニライブを実施。立教大学在学時のエピソードなどのMCを交えつつ、「アーユルヴェーダ」「バナナ追分」の2曲が披露された。

細野晴臣と原田郁子

細野晴臣と原田郁子

 そのほか会場内にはオリジナルグッズのショップがあるほか、併設する日比谷松本楼 セントポールズ会館店では“細野さんと晴臣くん” スペシャルプレートとして、細野が学生時代に食堂で一番のお気に入りだったハムサラダをイメージしたサラダなどを提供する。歴史ある建物で繰り広げられる過去と現在の細野の対話から、さまざまに思いを巡らせてみてはいかがだろうか。

同名の冊子『細野さんと晴臣くん』

グッズショップでは、展覧会を一冊の本にまとめた同名の冊子『細野さんと晴臣くん』が販売されている(撮影:編集部)

開催概要

「HOSONO MANDALA」企画展『細野さんと晴臣くん』

■会期:5月31日(土)~6月30日(月)
 平日11:00~20:00(最終入場19:30)
 土日11:00~18:00(最終入場17:30)

■会場:立教大学 池袋キャンパス ライフスナイダー館

■住所:豊島区西池袋3-34-1
 (立教通り沿い『学院北門』入ってすぐ)
 キャンパスマップ

■入場:無料

■お問合せ:立教学院企画部企画室
 TEL 03-3985-2917

■協力:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

■印刷協力:株式会社 山田写真製版所

■製本協力:株式会社 渋谷文泉閣

事前予約

https://littleharuomiandmrhosono.peatix.com/(要ログイン/各枠先着)

※平日は日にち指定、土日は入場日時指定制

公式サイト

 

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