ヤマハが吹奏楽や合唱の練習・指導に最適なクラウドサービスをスタート!

 ヤマハが吹奏楽や合唱の練習・指導に最適な定額型クラウドサービス「即レコAir」の提供を4月からスタートした。

 ヤマハは、2011年10月より、アマチュアバンドや楽器演奏者が利用する一般的な音楽リハーサルスタジオにて、タブレット端末による簡単な操作で本格的な 24 チャンネルのレコーディングが行える「即レコ24」を提供してきた。即レコ24では、クラウドを使って手軽に演奏内容を共有し、いつでもどこでもみんなで振り返って確認することができる練習ツールとして評価されている。

 そんな即レコ24を元にして開発されたの即レコAirは、吹奏楽や合唱の練習・指導に適したサービスで、クラウドによる音源の即時共有によって、パソコンやスマートフォンから練習内容や演奏成果をいつでもどこでもストリーミングで確認する事ができる。また、演奏に対する感想や指導内容を音声で録音し、一斉に共有できる「ボイスコメント機能」によって、場所や時間にとらわれないタイムリーな指導を実現。即レコAirはスマートフォンを使って、指導者からの指示や伝言を演奏者全員に一斉に伝達し共有するなど、より効率的で新しい指導・練習方法の導入が可能にしてくれるクラウドサービスとなっている。

 なお、即レコ Airは、日本を代表する吹奏楽指導者である小澤 俊朗(おざわ としろう)氏が音 楽監督を務める神奈川大学吹奏楽部や、その他の高校吹奏楽部にて試験導入を行うなど、実際の指導・ 練習の現場にて検証や意見収集を重ね、開発を行っている。また、即レコ Airはディスク・カードなど録音メディアを介さず簡便であり、メンバーならいつでもどこでも高音質で聴く事が出来るシステムなので、演奏のレベルを飛躍的に向上させてくれる期待が高まりそうだ。